Sailing in the Dawn

残酷な運命も変えなくていい。

私のスーパーアイドル

 

(*`∀´*)「キスマイが一番好きです」

(*`∀´*)「お客さんは、正直2番目です」

 

上記は、6/15の東京ドームで、二階堂高嗣が放ったラストのHOME前の挨拶の一節です。

私はこの挨拶の真意をはかりかねてたというか、これは喜んでいい発言なのかどうかと1日悩んだ。なんならこの発言でうっかりニカちゃんが叩かれないかとすら、わりと悩んだ。基本的に臆病なヲタクなので、ファンのことちゃんと考えろとか、なんかどっかで言われてないかなと不安になった。

 

でも、もう一公演入らせてもらって、その気持ちはどこかへ消え去って。だって、そこには一生懸命上の方に向かって手を振るニカちゃんがいたから。目を凝らしてがんばって、遠くのうちわ読んでファンサして、両手で大きく丸作ってニコニコするニカちゃんがとっても楽しそうだったから。二階席にいたから、良く見えた。私の後ろの席の人が、上見てくれるのニカちゃんばっかりじゃん、って苦笑混じりに呟いたの聞き逃さなかった。ニカちゃんはファン想いのスーパーアイドルだったよ。

だから、あの挨拶はわたしが心配するような事じゃなかった。お客さんのことは二の次、という意味ではなかったんだと思って。ニカちゃんにとって、ステージに立ってパフォーマンスをしたいと思う根源が、アイドルを続ける意味が、キスマイのメンバーが大好きで、Kis-My-Ft2というアイドルグループが大好きだから、なんだなと。ああそれでいいんだよ、って本当に思った。そして、2番目に好きでいてくれてありがとう、と。

 

昔、と言っても一年前(笑)まだまだキスマイ好きになったばかりの頃、私はブログでKis-My-Ft2というグループについてこんなことを書きました。
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彼らの中に、仕事として、ではなく青春の延長線上として、そして「好き」「楽しい」の延長線上にキスマイというグループがあったらいいなってずっと思っていて。もちろん、遊びではなく仕事だし、商品価値は生み出す作品などではなく「自分自身」だから、いろんな制約や日常生活への支障があるんだろうし、楽しいだけではやっていけない世界なのはわかってるけど。それでも、キスマイが好きだから、という理由で彼らが存在し続けてくれるなら、それが一番素敵なことだなと思うんです。誰かのためにではなくて、自分のために。アイドルという職業自体が外向きというか、完全にファンが居て成り立つお仕事だからこそ、「好き」という誰にも邪魔されない思いを持ってやってくれてることが素晴らしいなと。

それもメンバー、一人一人がキスマイが大好き、という思いが伝わるのが凄く嬉しかった。キスマイのために、頑張りたい。キスマイを大きなグループにしたい。それを大前提として、これからも力を貸してください。と言うもんだからさ…

ついていくよ。

そして6/16の挨拶では「日本一のグループになりたい」と力強く宣言してくれました。日本一になろう、そのために必要なことはなにかなと思った時に、キーマンになるのは二階堂高嗣自身だと思ってます。照れ屋で恥ずかしがり屋でどうも自分ではかっこつけられないニカちゃんが、素直じゃなくて、かわいくてそんなところが好きなんだけど、今1番キスマイで変わるべきなのはきっとニカちゃんだと思う。いつか、コンサートでハットやキャップを被らなくてもかっこよくいられる、カッコつけられるようになったら、きっと君は変われると思う。バラエティが好きで面白いことが好きなのは勿論いいことだけど、あなたの職人肌な素質を生かせる場所がきっとある。にか担は盲目だからそんなこと言って待ってられるけどね(笑)そんな自虐的にならなくても、二階堂高嗣はカッコいいよ…お願いだから気がついて……

 

とか自分で書いてたら泣けてきた。間近で見たニカちゃんの美しさは、ホンモノだった。

 

今回長らくジャニヲタやってきて始めてドームでアリーナ入りました。ありがてえ。ただ、演者を見上げるという視点で見るジャニーズのコンサートは不思議な感じ。でも演者は見えるけど、全体の演出は上から見た方が面白い。金曜はアリーナ、土曜は二階席だったから、楽しむポイントを分けて見れたのが良かったな〜と思います。

福岡ではほんっっっっとうにキスマイ初めてだったからわぁーーーー?!?!!!!っていうぶっ飛んだ気持ちであっという間に終わった感じだったんだけど(笑)東京ドームはそこそこの数入ってきてるので、冷静になって色々見れてよかったな。東京ドームといえば、私の中では圧倒的にKAT-TUNで。ドームの使い方でKAT-TUNに勝るものはない、圧倒的な火力と暴力的なレーザーの海が美しくて、本当に好き。でもキスマイもドームの使い方がわかってるな、と思いました。大掛かりな演出を取り入れて魅せる曲と、ダンスに振り切ってシンプルに魅せる曲との割り振りも上手い。ドームが広いためにどうしても移動距離が長い分、「お手振り曲」として間延びしがちなところが発生しやすいと思うけど、そういう所も全然なかった。それに、ドーム公演特有の公演時間の長さに耐えられるアイデア満載のコンサートで。とにかく飽きさせない。いろんな演出盛りだくさん。かっこいいにも、面白いにも、かわいいにも極端に振り切れる、何でもやってきたキスマイだからこそのコンサートだなぁと思います。ニカ千素晴らしい演出担当。

あとはキスマイといえば、装置。今回はあの動く歩道(笑)というかなんというか。アリーナに入って実際にあの装置が動くところを肉眼で見て、相当高度なことやってるなと。福岡の時も書いたけど、とにかくあの緊張感が曲の魅力を増幅させてると思う。センターステージの十字型も良かったな。蜃気楼のとき、客席に近い十字の先の方にまえあし3人がいるんだけど、その代わりにニカちゃんドセンなんですよね…!

 

そして、やっぱり私は二階堂高嗣が好きだった。どれだけ思い返してみてもやっぱり二階堂高嗣の思い出しかない。

福岡のあと、双眼鏡がほしい!!!と思ってマジで買いました。世界が変わった気がしました。私は個人担ではないし、ニカちゃん以外のメンバーも大好きだけど、ニカちゃんを見たいという気持ちを超えられず、結局双眼鏡越しではニカちゃんしか見なかった。

しなやかな腕、細く長い脚、コロコロと変わる表情。大きな手のひらをヒラヒラさせて手を振り、楽しそうに花道を歩いていく。ISNのステップは楽しすぎたのか、横移動が大き過ぎて照明にぶつかってたり(その後の照れ笑いッッッ)、HOT!×2では花道上でうみんちゅとわちゃわちゃしてたり、かと思えばBTCの職人芸のような真剣な顔、Flamingoでの妖艶な表情や、赤い果実での引き締まった強い覚悟の視線がカッコよくて…しんどい…。そしてBTC以降の黒衣装でガシガシ踊るともう色んなとこがチラチラ見えてるんですけど(尊い)、身体大きくなってるけどほっそりしてるというか…すべての造形が美しい。スキニー履かせてくれた玉森さんに最大限の敬意を。肩幅と胸まわりの厚さがあるから、ウエストから下の細さが際立つし、脚が長い…腕が長い…そして顔がいい…

ダンスも相変わらずの遠回りしていくスタイルで、金曜日は必要以上に力が入ってるように見えたけど、土曜日はしなやかな丁度いい力感のダンスだったかなと思います。Tell me whyでスンッと出てきてからのキレの良い動き出しで、はやくも昇天するところだった。あと大変個人的な話をするけれど、Kiss魂のイントロ・間奏のステップの足さばきが物凄く好きで。どうやったら人間の足があのように軽やかに動くのか全くわからないんですよ…二階堂高嗣のダンスの素晴らしさに、たくさんの人に気がついてほしい。

 

でもさぁせっかくかっこよく成長してくれたのにさ、ニカちゃん、玉森さんのキャップ姿を北山さんが盗撮してたって聞いてピョンピョン飛び跳ねたり(クソガキ)、宮田くんにバッサリ切られて「ふっざけんなよ!」って笑いながら言ってたり(不憫可愛い)、急に「俺はわったーが蜃気楼の間奏の最後の方たくさん間違えてたな〜って思ってた」とか急にわったー呼びしたりさ、かわいすぎるじゃん。

15日のユニ曲発表では、北山さんに発表促されて急に(*`∀´*)「はっぴーばーすでー!」って言って、曲名発表に満足したのかそのあとなんにも続けなくて、北山さんがフォローしてくれてて北山さん手のかかる弟でごめんねぇ…

 

カッコイイのにかわいくて、あぁ私二階堂高嗣に振り回されてるなあ。当分私はニカ担のままだろうなと確信する2日間だった。出来たらいつまでもニカ担でいたいなぁ。いさせてくれますか?

 

次に会えるのはいつだろう。デビュー組の現場は年に一回。

来年まで会えない。

 

 

 

………ねえ!来年まで、待てない!(泣)

 

海に消えた彼女へ

 

ツアー参戦を経て、あの時のもやもやを消化する時が来ました。

 

既にたくさんの人が各々の解釈を述べているような気がしますので、何番煎じかわかりませんが、居てもたってもいられず筆を取りました(大袈裟)ので、まずはみなさん、Kis-My-Ft2の最新アルバム、Yummy!!を手に取りましょう。

 

Yummy!!(通常盤)

Yummy!!(通常盤)

 

とりあえず通常盤でかまいません。いや某TSUTAYAで借りてもいいんですけど、そうしましたら通常盤なら7曲目、初回盤なら6曲目を再生しましょう。よろしくお願いします。

 

今回のYummy!!はどちらかといえば前向きな曲が多く、その中でこの「蜃気楼」は群を抜いて重たい曲です。いろんな意味で。

楽曲としては、作詞作曲した方のお名前からも「Flamingo」と「One Kiss」の続編であると考えられます。前者では片思いの様子が、後者では2人での海辺の夜が描かれています。つまり恋は成就しているのです。

 

しかし、蜃気楼では明らかに様子がおかしく、主人公は1人になってしまっています。そのやり切れない無念さや整理できない淋しさが描かれ、キスマイ史上最も切ない曲と言っても過言ではないのではと。その歌詞の中身を勝手に解釈したので、お暇な人はどうぞ。

あくまでも個人の意見ですので悪しからず。

 

 

まずは蜃気楼とはなんぞやということですが、Wikipediaでは「密度の異なる大気の中で光が屈折し、地上や水上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたりする現象。」と説明されています。要するに、見えるはずのないものが、そこに見えている現象です。

そして、蜃気楼には3つの種類があり、そのうち海辺で見えるのは「浮き上がり型(上位蜃気楼)」と呼ばれているそうです。またこの浮き上がり型の蜃気楼についてtenki.jpでは、

春から夏にかけての「よく晴れた」「風のない」「日中」に発生します。

参考:https://tenki.jp/lite/suppl/okuyuki/2016/03/22/10901.html

とのことです。たしかに逃げ水(下位蜃気楼)も夏によく見かけますし、蜃気楼自体が夏のイメージです。秋から冬の寒い季節には見たことないですね。

 

 

それでは歌詞にうつります。

最初の一節は北山くんですが、ここで色々な情報が提示されていきます。

雑踏を抜け 海際へSlip away

波音が遮るノイズ 「二人きりみたいだね?」

「二人きりみたい」ということは、言い換えると「二人きりではない」ということです。

それでは今、彼は何人でいるでしょうか。「slip away」は黙って出発するというような意味なので、彼は誰にも告げずに海際へ出かけたということになり、彼は、今1人で海にいることになると思います。「One Kiss」では数センチの距離にいた彼女はここにいない、ということです。ただ、彼女の思い出とともに海へ来て、誰の声もしない、「二人きり」の空間みたいだね、と思ったのかなと。

 

 

次が玉森くんのパートです。

あの笑顔を"幻"へと連れ去った

嘘みたいに 早い夏の終わり

「あの笑顔」はOne Kissでは「幼気に僕をからかう」と表現される君の笑顔なのでしょう。

「嘘みたいに」ということは、想像もしていなかった早い幕切れだったのだと思います。おそらく季節としての夏が終わると同時に、恋に燃え上がった夏という時間が終わってしまったんだろうと。きっとこの恋はいつまでも続くような気がしてたという意味でもあると思います。次の藤ヶ谷くんのパートでは、「サヨウナラ」を交わす間もなく別れてしまったことが伺えます。そして、その別れからはまだあまり時間が経っていないので、鮮明に思い出すことが出来る。私はこの1番のここまでの歌詞から、曲の情景を、夏が終わり秋の風が吹きはじめた誰もいない海辺での歌として捉えています。

 

色あせていく フラッシュバック 何度も抱き留め

あぁ 消えないで 消えないで 身勝手に No

微かに残る気配も 奪いながら Don't go

宙を迷うように 探しても 蜃気楼

サビに来て、初めて彼の思いがあらわになります。

「消えないで」

行かないで、より先に消えないでという言葉が出てくることが、本当に突然の別れだったんだなというように思えます。そして、もう二度と会えないんだろうなという気持ちが見えている気がします。また、「色あせていく」というのが、前2曲との流れを感じさせます。「溢れ出した熱の色」、鮮やかなピンク色だった恋の色が、色あせていつしか気持ちがモノクロになっていってしまうような。

そして、ここでついに「蜃気楼」という単語が登場します。しかし、先程申し上げた通り、蜃気楼は春か夏の暑い時期にしか見えないものですが、この曲の舞台は秋、少なくとも夏は終わっている。つまり蜃気楼が見えるはずはない。「蜃気楼」は春に恋焦がれ、夏に激しく燃え上がった恋の象徴であり、今は見えない彼女の暗喩なのかなと……

 

2番に入るとビターな二階堂さんの声が聞こえてきます。

沖に浮かぶ"幻" Take me away

あの日残した足跡はあるはずもないよね?

"幻"は蜃気楼を指すでしょうか。「Take me away」は私を連れて行って。蜃気楼の見える季節まで連れて行ってくれ、という願いにもにた言葉ですが、二階堂さんの声からは諦めがにじみ出ています。きっと、「あの日残した足跡」は「不器用に砂と戯れ」た時の足跡のことかと思うと、それは月日が流れてしまって当然ないわけで。「あるはずもないよね?」と聞いてるけど、ないとわかっていてなお、どこかに彼女の気配を探そうとしているような気がするんです。心がしんどい。

千賀くんのパートでも1番の玉森さんと同じように「嘘みたいに」という言葉が出てきます。まだ信じられてない、現実を受け入れられてないという気持ちなんでしょうか。

 

眼を閉じれば いつも一緒だけど

アリガトウを伝える間もなく You come and go...

宮田くんのパートでは、藤ヶ谷くんの「サヨウナラを交わす間もなく」よりも無念さが滲み出る歌い方になっています。本人の語気の問題もありますが、曲のディレクションとしては別れの挨拶より、感謝を伝えられなかったことを後悔しているような気がします。

 

この歌詞、この辺でなんとなく、彼女はどうして居なくなってしまったのか、については全く触れられないことに気が付きます。ただただ急に消えてしまった彼女、というか。しかし、キスを焦らしてくるような彼女でしたから秘密があって急に消えてしまったなんてことも…?なんて思ってたんですが、2番のサビでその疑問が解決します(私の中で)。

薄れていく フラッシュバック 何度も抱き寄せ

あぁ 行かないで 行かないで 呆気なく No

行き場を失った想いも連れてってよ Don't go

波に溶けながら 逃げていく 蜃気楼

「呆気なく」という単語があまりに刺さった。呆気ないという言葉は物足りない、という意味。予想に反して簡単に、という意味。わりと呆気なかったな〜という感じ。でもこの主人公が彼女との別れに、そんな軽い感じでがっかりしてるわけなくて。ただ、「呆気ない」という言葉は、もっと悲しい使い方をされる時があります。

彼女は突然、彼の目の前から、ではなく文字通りこの世から消えてしまったのでは。

たとえば会った次の日に彼女がいなくなっていただけだとしたら、「どうして?」という疑問が浮かぶと思うんです。そして、彼女に対しての疑念も。彼女から急に別れを告げられても「どうして?」となると思うのです。しかし、この歌詞には疑問や疑念などの感情は浮かんできません。だから主人公は、「彼女がいなくなった理由」がはっきり分かっているんだと思うのです。

さらに、彼女はずっと何かの病気を抱えてたとかではなく、本当に突然亡くなったのかなとおもっています。

そう強く思ったのが「フラッシュバック」という強いマイナスの概念である言葉を使っていることです。フラッシュバックは、とても強いストレスを引き起こすような記憶を急に思い出してしまう、という時に使います。普通はフラッシュバックは無くしたいものでなるべく避けて通りたいものなのに、「フラッシュバック」でよみがえる彼女の記憶すら色あせて欲しくない、とその記憶にすがりついてるような感覚を受けるのです。また、恋が成就し「One Kiss」では海辺で「いつもははしゃぐ二人」と描写されることから、彼女は至って普通に生活し、主人公とデートしていたと考えられないでしょうか。「Flamingo」では主人公はほろ酔いで、シャンパンの描写がありますし、また「One Kiss」の冒頭の「琥珀色」はウイスキーの色。彼女が急に倒れ夏とともにいなくなったとも考えられますが…

ただ、もうひとつ私が考えていることがありまして、これは本当に想像と言うより妄想に近いんですが「波に溶けながら 逃げていく 蜃気楼」の部分、そして冒頭の「二人きりみたいだね?」というセリフを受けて。

 

彼女の命は海に消えていったのではないか、というのが私の推測です。

 

だから主人公は、海に向かって「二人きりみたいだね?」と言った。二人きりじゃないのだけど、海を彼女と見立てて、二人きりと表現したのかななんて。「みたい」というのは比喩だけでなく、遠回しの断定にも使われるため、どちらの意味にも取れるのでは。そして彼女のことを表している「蜃気楼」は波に溶けていく…

まあ考えすぎなのかもしれませんけど……ただ少なくとも主人公にとって、彼女といえば海だったんじゃないかなと。

(さすがに自死ではないと考えています。万が一そうならそちらもやはり彼女への疑念はもちろん、自分を責めるような気持ちが浮かぶような気がします。そうではなく、ポッカリと穴が空いたような、空虚感だけのような気がするのです)

 

それにしても「行き場を失った想いも連れて行ってよ」があまりにも辛い。彼女には「行かないで」と言いながら、この気持ちと一緒に自分も連れて行ってと叫ぶようで、かなり混乱してるというか…好きだという気持ちをぶつける宛がなくて海に来て、さらに自分で自分の首を絞めてるようなそんな感覚。サヨウナラもアリガトウも何も伝えられなくて、どうしようもなく悔しくて悲しくて……はァ……書いてるだけで涙が……

 

やがて空は満ちる海と世界を包み込んだ

「眼を閉じるだけで すぐに逢えるよね?…」

当たり前のように 明日もFall upon me 暖かく日は昇る

見えるはずのない蜃気楼を見ながら、きっとずっと同じ場所に座っていたのでしょう。気がついたら夜になっていた。そして彼は眼を閉じれば、夢の中でなら、彼女にまた逢える…と、誘われるように眠りについてしまったのかな……と。

でも現実は残酷で、明日はどうしようもなくやって来てしまう。

日が昇り、暖かく迎える朝だけれど、夢が覚めて欲しくないから、明日だって訪れて欲しくない。ここに「Fall upon me」という、「日が昇る」とはまったく逆の動作の言葉が使われているのが詩的だなと思います。彼にとっては、明日は否応なしに落ちてくるもの。太陽の暖かさすら、彼にとっては受け入れられないものになっているのかな…

 

 

この歌詞の解釈があってるかどうかは、ライブでのパフォーマンスを見ないと、確かめようもないかなと思ったので、参戦するまではこの記事書けなくて。だから、発表から随分時間が経ってしまったんですけど…

ライブでは、冒頭からスクリーンには海辺が映し出され、一人一人がイスを使ったパフォーマンスは、まさに「消えてしまった彼女」を想起させるものでした。近くで見れなかったので表情まで見えたのは一部のメンバーだけなのですが(それもモニターで抜かれただけ)、北山くんかなぁ、愛おしそうな表情だったのがすごく印象的で。ただフラれただけなら、そんな表情にならないのかなぁなんて思うと、やはり彼女は……きっとこの世にもういない。

 

消えないで 蜃気楼

行かないで 蜃気楼

蜃気楼 Please don't go...

蜃気楼は彼女の暗喩であり、過ぎ去った熱い季節を想起させるものであり、そして……本来「蜃気楼」は近づいたとすれば消えてしまうもの。

二度と触れられないとわかっているからこそ、遠くにしか見えない、そして暑い時期にしか出会えない「蜃気楼」に例えたのかな…と思うとあまりに切ない恋。

 

 

一部、過激な妄想を含みますが、これが私の「蜃気楼」のお話。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

他にもう既に蜃気楼の歌詞考察ブログは存在してるし、私と同じことを考えてる方もいらっしゃるかもしれません。というか、いてほしい。同じ意見の人が欲しい。でも自分の中の決着がつくまでは人の意見や言い回しに流されたくなくて、一切読んでなくて。だから、これからほかの方のブログを読むのがとっても楽しみ。こんな解釈ブログありますよ、って教えてくれるととても喜びます。正解はひとつではないですし、いろんな解釈を読んでみたいんです。

そしてこんなに素敵な曲を私にプレゼントしてくれたキスマイありがとう。夏に海いったら超しんどくなりそうね。

 


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二人きりみたいだね?

 

それでは。

 

初めてKis-My-Ft2のライブに行った話

 

5/19、初めて、Kis-My-Ft2のライブに行きました。
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1人で関東から福岡まで。ヲタクのフットワークの軽さよ。1人遠征とか初。しかも飛行機+宿とったの10日前とか。急にきめちゃったんだから仕方ない。初参戦が初遠征って、私もジャニヲタとしてかなりランクアップしたな!飛び級だな!ほんと、ありがとうございます!(誰)

 

でも行ってよかった。ヲタ事も違うことも色々あってなんか不安で、早く、どうしても早くキスマイに会いたくなって、衝動的に決めたけど。ただ初参戦って特別で、DVDで見るコンサートと違う印象を受けたこともあったりするし、始まるまではすごく不安だった。でも杞憂でした。私は嘘偽りなく、二階堂高嗣が好きで、そして、Kis-My-Ft2が好きでした。終わったあと実感としてそう思えたことに、とても安心しました。

 

キスマイというグループを見るのは、ほぼぴったり9年振り。自担がいるグループのドームコンサートを見るのもほぼぴったり9年振り。KAT-TUNの惑星コンの5/18公演以来となりました。今回1塁側の28列で入ったんですけど、KAT-TUNの初参戦は1階3塁側で28列だったので全く逆方向からステージを眺めてたことになります。しかも同じような角度だったのでミラクルだなあと。

あと、ヤフオクドームに集結したキス担見て、懐かしさすら覚えた。ほんと惑星コンの頃のドーム前に毎日集まってた怖いお姉さんたちかと思った(言葉は選ばないタイプ)。特攻服とかつなぎとか着てるヲタクってまだ健在なのね〜あ、別に特攻服は別にマナー違反でもなんでもないから、悪くないけどびっくりした(笑)とにかくファンが怖い時代のKAT-TUNってデビュー5年くらいまでだったと思うんだけど(たぶん)…キスマイにはまだいるのね…あと、骨身にしみたんですけど、マジで会場、赤かピンクか黄色ばっかりだった。こんなに違うのかと。悲しいとかじゃなくて単純に驚き。私、グループのエース以外が担当なの初めてで若干の戸惑い(ちなみにすのは、確かに岩本さんがエース扱いですがメンバーのファンの数に差があんまりない)。それでなくてもニカ担って割と大人しいイメージなので(こういうのってやっぱ本人に似る?)全然ニカ担見つからない。頑張ろうと思った(笑)

 

しかし、こんなに美しい二階堂高嗣に気が付かない人生なんて数年後に後悔しろーー!!ってくらい、自担がかっこよかった。本物が100倍かっこいいなんてよく言うけど、少なく見積もっても500万倍くらいはかっこよかった。ニカ担はみんな二階堂さんに甘いけど、二階堂さんは宇宙一かっこいいよ…(顔はでかいけど)。ここのところニカちゃんって軽率に呼べないくらいの色気ダダ漏れでしんどかったんですけど、本当にしんどくなりました。最近寝る前に呼吸困難に陥って死にかけて目が覚めるのたぶん二階堂さんのせい(呼吸困難はマジなので対処法知ってる方いたら教えてください)。いったいどうやって成長したらあんな細眉ヤンキー反抗期二階堂から、横顔の美しい黒髪パーマの爆モテ妻子持ちグラフィックデザイナー役がくるようなイケメンになるのでしょう…心が追いつかない…ふとした時の横顔がほんとにもう恋。

顔面もそうだけど、歌声!!勢いのあるラップパートがとにかくカッコイイのに、歌った時のハスキーボイスに心撃ち抜かれる。二階堂さんの声って不思議で1人で歌ってるのにハモリパートが聞こえるような、そんな声してて。あっでも本当にソロパートって言えるような長めのフレーズほとんど無かったんだわ…でもアンコールだけどセルフィーの1番の二階堂さんパートがまさにどんぴしゃの好きな歌声だった。表情も声もやわらかくて優しくて二階堂さんって気がついたらリアコ…!(泣)

そして、やっぱり二階堂さんの好きなところはダンス。彼のダンスは何処にいてもすぐにあれだ!ってなるような人目を惹きつける動きをしていて、指の先まで神経の通ったしなやかなダンスをこの目で目撃してしまって、感動だった。自分のダンスを二階堂さん自身は「普通」「見本と同じ踊りしちゃう」と評してるの本当に謎。個人的には、無駄は無いが最長距離を最短時間で行くようなところがあって、最短時間でいく分キレがあるのに美しく滑らかで軽やかなダンス。と思っている。

今回ジャニーズのコンサートにいって、初めて「双眼鏡が欲しい」と本気で思った。初めて。昔一緒にコンサートに行った友人に、あった方が絶対楽しいと言われたから祖母に借りて持っていったのに、結局1度も使わずに終わった双眼鏡。でも今はどうしても二階堂さんのダンスをちゃんと見たい。指先までちゃんと見てから死にたい(極端)。次行く時は必ず持っていこうと心に誓った。というか双眼鏡使ってロックオンするとほかのメンバーみれないじゃんとか思ってたんだけど、ほかのメンバーの記憶ほとんど無いから(申し訳なさしかない)、たぶんあってもなくても一緒だということに気がついてしまった(笑)

 

そんなわけでほかのメンバーのことは演出に絡んだ記憶以外は、全然記憶にない。それだけ私は二階堂高嗣ばかりを見ていたんだなぁと思ったので、余裕があったら他の子達も見たいと思いつつ二階堂高嗣ロックオンする私の未来が見える

 

 

演出の話。ここから壮大なネタバレ含みます。

今回はニカ千が演出担当と伺いまして、その中でもセットは千賀さん案と聞いたのですが、とってもかわいい!しオシャレ。ジャンクフードの巨大オブジェ(?)とかネオンみたいな感じとか。アメリカン。セトリも秀逸で、流れがとてもよかった。私はI SCREAMコンがとても好きなんですけど、その大きな理由がセットリストで、テーマに沿って曲が展開していくのがとても心地よくて。セルフプロデュースのライブは「作品」だと思っているので、ひとつのショーのような構成になっているものが好き。お遊びコーナーは楽しくて良いけど、ライブには不要だと思ってるタイプ(笑)セットリストの並びは二階堂さんが主導かな?とおもったけど、芸術家・千賀健永の思想がおおきく反映されたパフォーマンスなのかなーなんて思ってます。ただ、大局を見るバランサー二階堂さんがシリアスになりすぎないようにポップな演出を考えたかもしれないね。千ちゃん、突き詰めるととことんシリアスかつロマンチックになりそうだもん。その辺のコントラストがちょうどいいのがニカ千の好きなところです。

 

特に演出で印象深かった場面が3つほど。

・Break The Chains

なんと、終盤ではなかったけど、リフトアップの部分は本当に私が思い描いた演出(メンステに7人横一列で、シルエットになるよう後ろから白〜オレンジ系の照明で照らされながら、リフトでゆっくり上がってくる)に酷似だったので感動した…私のイメージを具現化してくれてニカ千ありがとう…

しかし、その後、動くはずのないところが動き始めたので一瞬目の錯覚かと思った(ゆっくりローラーで下がってるのかと思ったら後ろ向きに上がってくんだもん…)ローラーで下るために坂になってるのかと思ったらベルトコンベアみたいになってんのかな?キスマイコンベアとか変な名前がついてないといいけど。乗ってるだけに見えてしまうかもしれないけど、斜めに動く地面の上でバランスを取りながら歌って踊るんだから、多分かなり難しいはず。この曲自体、洋楽っぽいというかかなり異質な空気を持っていると思ってるんですけど、背景のメカニックな映像と合わせてどこか、緊張感のある演出だったところがすごく良かったです。

 

・蜃気楼

この曲はYummy!!の中でも最上級に好きで、というかキスマイ史上最も切ない曲だと思ってて。最初はひと夏の思い出だったのかなと思ってた程度だったんですが、歌詞から滲み出る「居るはずの彼女はもうここには居ない」という喪失感がただの失恋ソングのそれではなくて、あぁきっと彼女は突然彼を残して旅立ってしまったんだと、そう思ったらそうとしか思えなくて「二人きりみたいだね?」という北山くんのソロパートも1人で防波堤に座って、誰もいない静かな海に向かって呟いてるようにしか聞こえなくて、もう想像しただけで寂しくて虚しくて切なくて… はァ………(静かにただ泣く)

この曲は十字の形でリフトアップしたセンターステージ(回転する)の上で、椅子を使ったパフォーマンスだったんですが、二階堂さんはもはや神々しいというかなんというか…美しい指先から切ない感情が溢れ出るようで…あとラスサビ前のカターンと椅子を倒すところとかもう……!!!!!(語彙がないヲタク)天才。この曲は確実にマルチアングルが必要。信頼と実績のavex様ならこの需要確実にわかってるはず…!なんとかお願いします!

 

・赤い果実〜Tonight

警備兵に扮したジュニアたちと、追われ、囚われる歌うたいのキスマイ。ここの映像はまさに赤い果実のMVのイントロダクションのようでした。背中合わせのニカ千ありがとう。赤い果実からの4曲は、コンサートの組み立てとしてはいわゆるラストスパートなんですが、ここの4曲がただただ個人的にエモかった。鎖から解き放たれ、そこから次々に攻めた曲を披露していくキスマイ。

「歪んだ色へと染まってくドレスを この手で切り裂いて」

「燃やせ  光浴びて輝くまで」

演出のふたりがどんな意図でこの流れを作ったのかは聞くことが出来ないけれど、私には正面から堂々と体制を打ち崩していく革命家に見えたし、特に前2曲の求心力がとてもつよい。そして最後、去年はアリーナだったので叶わなかったTonightで派手に特効をぶちかますあたりはまるで勝利宣言のようだった。キスマイはエモいの塊。

 

以下雑記。

・オープニングでスタンドマイクとともにスッと出てきてTell me whyが始まった瞬間、もっとキャーーーー?!?!?って言いたかった。なんとかこれ以外の情報は避けてたけど、名古屋の初日のレポでみんながこの曲名呟きすぎてトレンド入りしてて。知ってしまったの悔しかった。しかしそれでもなお意外すぎてびっくりした。結構意外な曲が多かったかも。次のCrystal SkyやISNも。

・新しいメンバー紹介曲ができたからお蔵入りしないか心配だったKis-My-Calling!だけど、やっぱり慣れ親しんだこっちの方が好きだな!コーリング大先輩。

・Invitationの出てくる位置がわりと序盤ではなかったので意外だったんだけど、「心の準備がそろそろ出来たみたいだね?」ってことなのかそうか…そういうセトリの組み立て方好き、ハイ最高

・ZEROのときに(*`∀´*)らいぶすぺしゃるばーじょんでやります、どうぞ!って言うから何かと思ったら7人verで、手で小さな輪を作りながらぎゅっと固まる3人を周りから囲むようにローラー履いた4人が大きな輪を作っていて、バックダンサー扱いかと思いきや歌割りもあったりサビはみんなで歌ってたり本当に7人の曲になってた!名古屋では普通に3人verだったと聞いたので、聞けてよかった〜

・てか名古屋といえば、障害物競走?リレー?やってたと聞いたんだけど、一体このセトリのどこのタイミングでそんなトンチキな企画やってたんです???

・藤ヶ谷さんのソロはショッキングピンクの世界という感じで、ああ藤ヶ谷ってこんなやつだったと思い出した(私の中でJr時代のイケイケの藤ヶ谷太輔は、藤ヶ谷と呼ぶ)。しかしおまえ、うみんちゅをどうする気だ!!!何飲ませたんだ!!!!あーーーッ、うみんちゅ〜〜!!!!!(軽率に大興奮)

・玉森さんの今回のソロめっちゃ好き。センステに上がってからの照明とのシンクロは、SURVIVORを思い出した。玉森さん、今度キスマイのライブも手がけてみない?(多分興味ない)

・北山くんは懐メロの帝王かなにかかな?ミュージカルみたいな演出ステキだったんだけど、あの「嘘だよ」は一体…あの表情は一体…曲聴いただけの解釈だと納得いかないぞ…

・REAL MEのあのペンキはなんですか(真顔)ヒエーッ藤北ァァという感想しか浮かばなかった。揃いも揃って変態だな!(褒めてる)ところで、北山くんがこの日に藤ヶ谷さんの髪の毛にペンキ付けて怒られたのではという説がとても好きです。届かない北山くんの恋心。

・アンコールは兄組と弟組で別れてトロッコだったんだけど、ラストのSHE!HER!HER!で藤北が横尾さんに突如歌わせるサプライズw 藤ヶ谷さんのパート全然歌えてないのに、北山さんも俺のも!俺のも!っておねだりしててかわいかったし、最後(`へ′)裸にするぞおぉ?!ってヤケクソで叫んでた(笑)

・セルフィーでは、弟組のトロッコで2組カップルが誕生。宮玉はラブラブだったけど、ニカ千は千賀さんから肩組んだものの恥ずかしい二階堂さんは一向に目を合わせなくて、これぞニカ千…ニカ千どうか仲良くね…お願いね…そしてどちらも末永くお幸せに…

・トラジャのコーナーでは、のえちゃんがキラッキラの瞳で「曲と衣装をいただきました」って言って拍手が起こったところで、二階堂さんが「そんなのあげて、ない、ない、ないw」って仰け反りながら何故か大げさに否定してて、みんなからにぃに〜!って言われるし、「振り付けは千賀くんにしていただきました!」って言ったら千ちゃんが「振り付けなんかして、ない、ない、ない!w」って二階堂さんの真似してて平和の極みだった。トラジャの曲かっこよかったな〜!!!!ツアー終わったら少クラでぜひやってほしい!

 

 

MCは、とっ散らかるのが目に見えてたけど、全然KAT-TUNよりマシだった、と思ってしまった(笑) KAT-TUNのMCはまじでやばい。

☆舞祭組ツアーの話

福岡はキスマイとしては久しぶりだと言い始めて舞祭組ツアーの話になったけど、早速

(*`∀´*)キスマイだと久しぶりになるのか〜(どや顔)

ξ*‘ ー‘)どういうことですかタカシ

藤北にタカシ呼びされてる二階堂さんかわいい。フリースタイルラップやった話ではラップなら噛まないとタレコミされる横尾さん。しかし即興でやらされた挙句宮田くんの名前を噛む痛恨のミス(笑)

 

☆リリース情報解禁

宮田くん主導でリリース情報解禁のくだりが可愛かったんだけど、しんどいオブしんどいだったのがユニット曲発表。全員後ろ向いてから、ユニットごとに振り返って、組み合わせを1組ずつ発表していくって流れで、二階堂さんがへたくそなドラムロールからの前向いて歩き始めたら、なんと誰も前を向かない!(笑)

(*`∀´*)えっ、あれソロなの?おれソロ曲なの…?

ってめちゃくちゃ不安になってオロオロしてててもうハチャメチャにかわいかった…(宮田くんに(し~)子犬みたいな顔だったな!  って言われてた)本人曰くキスマイになって1番不安になったらしいのですけど、ステージ上で1人になっちゃうと途端に弱気になる二階堂さんやばくないですか(ジャーニーのMC参照)。なお悪巧みは北山くんでした。にかみつって宮田くんが言ってくれてたけど、ユニット名は日曜日に「きたやまたかし」って決まってたらしいw 演歌でもやるのかい?(笑)個人的にはって言うか、大半のヲタクが思ってるだろうけど!!かっこいいのでお願いします!!ネタに走らずひたすらヲタクが好きなやつお願いします!!北山くんが二階堂さんのこと説得して北山くんお得意のミディアムテンポのラブソングをタカシに歌わせ…て………ウッ(昇天)

そのほかの組み合わせは「たんまみーや」と「ふっじせんがわーた」だそうで。宮玉はアレかな?デュエット曲かな?3年目の浮気ってタイトルかな?(絶対違う)あと、ふっじせんがわーたってなんだよ藤ヶ谷さん。ミッツ・マングローブのイントネーションで変な呪文唱えないでよ(笑)わたたいの2人は千賀くんをいじめないであげてね!ここの3人は全くどんな感じになるのか見当つかなくて楽しみ。

 

☆横尾さんサプライズバースデー!

MCやたらあっさりだなぁとみんな思ってたと思うけど、メンステの坂に腰掛けて次の曲にスタンバイするメンバー。そして暗転したと思ったら、流れるハッピーバースデー!!!!!横尾さんへのサプライズでした!ここでお祝いされるのが自分ということに気がついた横尾さんが、坂の途中でひたすら小さくなって体育座りで恥ずかしそうにしてたのがめっちゃ萌えた。油断してたでしょ!と口々に言われる横尾さん。

(し~)だって横尾さんめちゃくちゃエモい顔してた!

野球好きの横尾さんのために、野球ボールの形したケーキにソフトバンクさんのユニホームと帽子のプレゼントまで。誰かがソフトバンクさんの全面協力がすごいとか言ってたなぁ(笑)二階堂さんが「どっかで着なよ」と言ったことで次の曲で着ることになって、着ていた衣装を脱いだ時の横尾さん、横から見るとまじで薄くてびっくりした。

(*`∀´*)アジの開きか!w

ξ*‘ ー‘)ストレートに言うな!w せめてマグロ!

このユニフォーム着るまでのあいだ、無言で前にいた千ちゃんにキャップをポスッと被せてたの良き横千だった( ^ω^)

 

次の曲が、友+情を、くっつけてなんだけど、この曲、後ろの映像が昔のキスマイのオフショで埋め尽くされていて…また1つ素敵な思い出が増えたよね。私個人としては、今年二回目のライブでのサプライズバースデーだったので、その場に入れて嬉しかった。大好きな人が大好きな人達に囲まれて幸せそうにしてる、そんな光景がただただ好き。横尾さん、本当におめでとう!

 

 

☆最後の挨拶とHOME

そんなに記憶力が良くないので、1人ずつが詳しくなんて言ったのかは、Twitterのレポとかにおまかせするけど、7人それぞれの言葉で語っても、言いたいことはみんな同じだったよね。「ここに立てていることは当たり前じゃない」「キスマイが大好き」「メンバーのことが大好き」「いつも支えてくれてありがとう」そして、「これからもよろしく」。

宮田くんの挨拶が1番印象的だったな。「僕達は普通の男の子なんです。だからみんなに夢や希望を与えられないかもしれない。でもみんなのことを絶対に笑顔にします」

夢や希望を与える。アイドルってそんな存在だと思うことはある。でも私は、キスマイには、そういうことを求めてない。キスマイというコンテンツに夢を与えてもらいたいわけじゃない。キスマイ7人、そしてスタッフたちが見る夢が私の叶えたい夢。いろんな人にキスマイのことをもっと知ってもらいたい。キスマイをもっと好きになってもらいたい。キスマイをもっと大きな存在にしたい。そんな夢を私も一緒に見る。一緒に追いかける。私にとってキスマイはそういうグループなんだと思う。

今回、7人全員から挨拶があると聞いて、正直最初は驚いた。キスマイのコンサートは、楽しかったですか?また遊びに来てね!という趣旨の挨拶で終わることが多かったし、そういうのが似合うグループだと思ってた。

 

Kis-My-Ft2に今何が起きているのか。

私にはわからない。もちろん、何もなかったかもしれない。表向き、キスマイはわりと恵まれてるグループだと思われてるし、順調にキャリアを重ねてると思われてる。でも、実情は正直そんなことないとおもってる。事務所の派閥争いで得したのも損したのも、現存するグループではキスマイが1番影響が大きかったハズだし、守ってくれてたSMAPももう無い。格差売りの弊害もあったりしてファンもいろんな思想を持っていて、みんなそれぞれきっと分かり合えなくて、一枚岩にはなれないのも正直感じてる。

先日、Yummy!!の特典映像で引っかかった場面があった。玉森さんが「ぜってー負けねー」と言うところ。キスマイゴロクでも玉森さんは「負けない」と一言だけ宣言したのだ。こういう時、空気を読まずにこういうこと言えちゃうキャラの玉森さんがエースで良かったなぁと思う。たぶん、キスマイは何かと戦ってる。それは目に見えないものかもしれないし、言葉にはできないものかもしれないけど。でもきっと7人で戦うって決めたんだと思う。7周年だから7を強調してるんだと思ってたけど、きっとそんな単純な事じゃない7周年イヤーなんだろうな。

 

みんなの挨拶を聞きながらそんなことを考えていたら、涙が止まらなくて。何より大切なキスマイという居場所を守りたい。そんな思いをぶつけられた後に聞く「HOME」は痛いくらいに刺さった。こんなのしんどすぎるでしょ。

ただいま

おかえり

その声が聞きたかった

「明日には別々の場所に戻っていく」 最初からそれがわかっている関係性だけれど、どんな道を選んだとしても帰ってくる居場所はここにあるよ。そう言って優しく包み込んでくれるキスマイは、ちょっぴり不安気だけどあったかくて誠実で頼もしかった。

君が微笑んでくれるなら

この先も僕ら繋いでいける

私も、彼らの笑う顔が好きだから、彼らがずっと7人で笑っていられる世界を願っている。国民的アイドルになってほしいという願いや、国立競技場でコンサートやってほしいという願いももちろんある。それは叶えたい夢。でもそれより、もっと大切な夢がある。それは7人がずっと一緒に楽しく過ごしてほしいなってこと。ただそれに尽きるなと最近すごく感じる。

 

でもキスマイなら、きっと大丈夫とおもっている。

 

 

1度のコンサートでこんな激重なブログ書けるなんて、やっぱり私キスマイ大好きだよね。(笑) キス担始めて約1年、正直いろんな思想のヲタクがいてちょっと疲れてたところだったんだけど、わたしはわたしのペースでいく。従順なヲタクかもしれない。もしかしたら、新規のわたしからは見えないものが古参のファンには見えてるのかもしれない。でもわたしは後列組の二階堂さんのファンで、Kis-My-Ft2の7人がみんな好き。北山さん千ちゃん宮田くん横尾さん藤ヶ谷さん玉森さん二階堂さん、みんな大好き。これからもきっと大好き。なんならちょっとよそよそしげな藤北の距離感も私は好き。ただそれだけ。

キスマイは個人担が多くて、舞祭組にも批判的な思想を持ってる人が多くて、二階堂さんを担当としてグループ担やってるとちょっと息苦しい。別のメンバーの個人担に担当本人が叩かれてることもよくある。たくさん悲しい思いをする。心が揺らぐ時もある。でもネガティブなことを言うのは簡単で、ポジティブな発言よりも大きな声になりがちな時代だからこそ、私はそれに惑わされたくない。私は、これからも本人達を信じるだけ。みんなが7人を好きでいてほしいというのだから。

 

素敵なライブをありがとうございました。また東京ドームにお邪魔します!

 

KAT-TUNに2年ぶりに再会した話

 

少し前になってしまいましたが、4/21にUNIONに参戦してまいりました。
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約束の場所で再会したKAT-TUNは、全然変わってなかった。

亀ちゃんはいつも通り神々しいまでのセクシーさを振りまいたかと思えば、暴走気味にはしゃぐ幼稚園児みたいだし

上田くんはいつも通り髪の毛ツンツンおっ立ててヤンキーのように歩くくせに、甘い声で歌いピアノを奏でるギャップ王子だし

中丸くんはいつも通り1番真面目そうなツラして、ファンをお客さんと呼び真顔で説教のような煽りをしてくる帝王だし

この3人でもって過不足なくKAT-TUNだなという気がした。

たしかにいつもより特効や炎は控えめだった気がするけど、ドームの闇にこれでもかと放たれるレーザーの海はまるで宇宙戦争のようであってあくまでも美しく、海賊船を模したメインステージは「これでこそKAT-TUN」という象徴のようで、KAT-TUNの文字に合わせて光るJr.マンションまで含めてこれまでと変わらない、私が大好きなKAT-TUNのステージだったし、たくさんのジュニアを引き連れて踊る圧巻のダンス、そしてただ花道を歩くだけで画になる強さも健在で、ライブが始まってから終わるまで本当にあっという間だった。

 

そして、嬉しかったのは、今のKAT-TUNは3人で完全体であって、それ以上でも以下でもないと思えたことだった。

10Ksの時はどうしても、ステージに居るはずのない人の影を探してしまった。NEVER AGAINには赤西くんの高音フェイクが欲しかった。KISS KISS KISSには田口くんの軽快で大胆なダンスが欲しかった。聖のラップが欲しいと思った瞬間は数え切れないほどあった。「居たはずの存在」が抜け落ちていることが深手に見えた。

今のKAT-TUNにそれらは必要なく、3人で完結することが当たり前に思えたのって大きい。これまでのスタイルを崩すことなく、私たちの大好きなKAT-TUNでい続けてくれることがとっても幸せだった。

 

 

じわじわと実感が湧いてきてKAT-TUN本当に帰ってきたんだなぁという気持ちと、いやいやKAT-TUNがいる日常が当たり前なんだよ、という気持ちと半分ずつくらいになってきたんだけど、私たちに必要だったのはきっと「時間」だけだったのだと思う。

 

6人から5人になる時も、5人から4人になる時も、みんな過去を忘れようと必死に前を見て走ってきた。決して後ろを振り返らず、一生懸命前に進むことだけを考えた。悲しみや寂しさに追いつかれることのないように、全力で。その強い志に惹かれるように私たちファンも全力で走って追いかけてきた。

でも私たちはKAT-TUNが充電期間に入ったことで歩みを止め、初めて立ち止まった。そして初めて後ろを振り返り、改めてKAT-TUNが辿ってきた軌跡と向き合うことで、どの時代のKAT-TUNも嘘偽りなく愛していたことを思い出したんじゃないでしょうか。

6人の時も、5人の時も、4人の時も、ファンはKAT-TUNが大好きだった。図らずして変わったところもあったけど、変わらないKAT-TUNが大好きだった。

船を降りていった彼らに思うことはもちろんあるし、何を思っているかは人それぞれ全員違うと思う。本当に結成当初からのファンと、4人の時代からしか知らないファンでは全く捉え方も違うはずだし、同じ時期を応援してたファンの中でも、人それぞれ全く違うように感じてるんだと思う。でも、私たちはその時のKAT-TUNが好きでファンになったし、今ここにはいない彼らが存在した時代の「KAT-TUN」まで否定することはないと、亀梨くんは10Ksの挨拶で教えてくれた。だってどのKAT-TUNも紛れもなくKAT-TUNだから。私たちが、彼らの存在まで含めて、あの時のKAT-TUNが好きだったということをちゃんと受け入れるための充電期間だったのだと、今は思ったりしてる。この充電期間は、ファンにとっても必要な時間だった。

 

ライブは参戦前は泣くのかな…と思ってたんだけど、楽しい楽しいライブだったな。

とにかく「海賊」として東京ドームへ帰ってきてくれたのがすごく嬉しかったの。もう、KAT-TUNといえば海賊なんだよ。というかKAT-TUNって海賊なの。語弊はある気もするし物騒だなと思うけど、仕方ない。とにかく会場入りしてステージが目の前に現れた瞬間「海賊船だーー!!!」ってなったもの。しかし今回は、「メインステージが海賊船」ではなくて、「メインステージは海賊船の甲板」という感じで、東京ドーム全体が海賊船に見立てられて、私たちも乗船客という括りになってたのが新しかったのでは。しかも、開演10分前に見習い海賊さん達がたくさん出てきて、甲板掃除したり、旗持って宣伝してきたりしててそういう小芝居的なところも、KAT-TUNぽかったり。演出のクセがすごい。

そして晴れていた空に暗雲が立ち込め、雷鳴とともに名前がコールされるのが、本当にKAT-TUNだなと。さすがすぎる。

 

本編は、6人時代の曲がたくさんあって元赤西担2人歓喜。これも、やっぱりどの時代もKAT-TUNKAT-TUNだから、という意識が反映されてたのかなぁ。しかもシングルならまだしも、レア曲だと思ってたI LIKE ITがあったのはびっくりしたし、すごい嬉しかった!とくにサビの部分のフリをやってみたかったので、気持ちよかったという。躊躇いなくこの曲のサビで右手首を回し始めたのは、紛れもなく古のヲタクたちです。あとHEARTBREAK CLUB前の中丸くんの模型と小道具使ったショータイムが好きだった。模型とかジオラマとかサンプルとか、ミニチュアなものとかが個人的に大好きなのもあるけど、本当にメンステのセットとリンクした時は感動したなぁ!でも、他の日はそうでもなかったっぽいけど、模型の中にお人形さん置くのとか、黒い羽バサバサ落として風でお片付けするのとか、中丸くん全部めちゃめちゃ雑だったの最高だった(笑)

亀梨くんのソロは、あとからソロコンの演出だったと聞いてようやく腑に落ちたんですけども、あれは一体なんだったのかわからず、天井席で固まって見てました。正解なのかすらもわからない。上田くんはマシンガンぶっぱなしてきたのテンション上がった(笑)火力の強さはステータス。バイク乗るしラップもやるし上田くんが背負う文字増えたことで、パフォーマンスも背負う部分増えてる気が。中丸くんの超クールなRIGHT NOWはさながらレーザーの魔術師で、中丸くんの得意技ロボットダンスと相まって帝王感MAXだった。そして罪もない宇宙sixをレーザーで撃ち落としていくのもさすがKAT-TUNパイセン。いい子は真似しないように。

 

そして雷鳴とともに現れたKAT-TUNが、本編最後にSweet Birthdayの軽やかな音楽に乗せて、空に虹をかけながら嬉しそうにステップを踏んでメインステージへ向けて花道を帰っていく光景が、とても幸せでした。

いつも、KAT-TUNの旅立ちには、並々ならぬ覚悟と痛みすら武器にして立ち向かう強さ、そして悲壮感と緊張感がつきものだった。

SHE SAID… "NEVER LOOK BACK WHATEVER YOU FACE

SHE SAID…はまさにそんなKAT-TUNの旅立ちの象徴だった。いつも、何かを犠牲にしたとしても変わらずに輝こうとするのがKAT-TUNの美学なんだろうと思ってたから、まさか今回こんなハッピーな空間が出来上がるなんて想像してなくて。でも、何と言うか、むしろこれが、KAT-TUNが過去を1度も言い訳にしてこなかった美学の真骨頂なのかもしれないと思う。たぶん、それはそれ、これはこれなのだ。5人になったから、4人になったから、3人になったから、KAT-TUNはこれからもっと頑張る、じゃない。KAT-TUNはいつでも、いつまでもKAT-TUN。それが証明できたからこそ、明るい未来を想起させるようなステキなエンディングだったのかなって。

 

 

同じようにどんどん人が抜けていってしまったNEWSのシゲが、「抜けていったメンバーには悔しがってほしい」みたいなことを言ってたのに対して、亀梨くんは「抜けていった3人は、KAT-TUNだったことを誇りに思ってもらいたい」みたいなことを言ってたの、すごくグループの在り方が反映されてるようで、面白いなあと思っていて。これは、どっちがいいとかじゃない。NEWSとKAT-TUNでは、脱退の経緯とかも違うし。もちろん脱退したことを後悔するくらいの、でっかいグループになりたいって思うシゲの思いも凄くわかる。特に、6人時代のNEWSのツートップが居なくなってしまったのはあまりに痛手だった。恨んでるとかではもちろんないと思うけど、見返してやる、みたいな闘志がなければ今のNEWSはないと思う。

でもわたしは「誇りに思ってほしい」って思いながらグループ続けてる亀梨くんとKAT-TUNが好きだなぁと思う。KAT-TUNにはいつまでもKAT-TUNでいてほしい。

 

 

実を言うと、この出航を見届けたらKAT-TUNを愛する元赤西担としての役目は終わりになるかなぁなんて思ってたんだけど、まだまだ同じ船に乗っていてもいいかなぁ?今の乗船員の中に担当を見つける予定は無いけど、1度乗りかかった船の仲間として、私はこの船の行き着く先を見届けたい。

 

錨を上げろ、舵を取れ

 

ついにもうすぐ、待ちに待った出航の時を迎えます。

 

再始動が発表された時、私は幕張で[Alexandros]を見ていました。ジャニヲタなら1度は行きたいカウコンは流石に一人参戦出来ないので、大学の友人とCDJに行っており、その時の様子はTwitterで知りました。

泣きました。

きっと幕張で大泣きしてたジャニヲタは私だけだったと思います。

彼女は、熱狂の渦の中で黙って肩を貸してくれました。感謝しかない。

 

KAT-TUNの3人は充電期間という試練に打ち勝ち、私たちのトラウマだらけの赤色の衣装で東京ドームに降り立ちました。私たちは、彼らの帰ってくる場所を守り抜くことが出来ました。

そうして彼らは、もうすぐ本当の意味で、東京ドームという約束の場所に戻ってきます。あの日、あの場所に錨を沈めた船に集まって、再出航のときを迎えます。

 

 

 

はーーーーーこんなのポエムにしかならない。しんどい。

 

まだまだKAT-TUNをテレビで見てもなんかあんまり実感わいてなくて。きっと東京ドームで3人を見てようやく私の決着がつくのかなと。Ask yourselfはかっこいい。

この2年いろいろあったよね。でもなんかあっという間だったかなぁ。不安になるような時期もなかったわけじゃないけど、気がついたら2年経ってたような気もする。でもそれはきっと、3人がそれぞれすごい活躍したから。ちゃんと「個々で力をつける」というミッションを大幅クリアで今年を迎えられた。

上田くんはドラマにも出たり舞台主演もおめでとうだし、熱血野郎キャラが浸透してきたよね。みんなの憧れの陸上部部長になりました。中丸くんはついに「真面目そうに見えて超曲者」な感じでバラエティの司会枠を勝ち取りつつ、中丸くんの楽しい時間再演!ほんと中丸くんは一筋縄でいかない。亀梨くんは映画出てドラマ主演してソロコンやってかめぴで曲出して、いつも通り野球やりまくってまーー忙しかったよね。そう、KAT-TUNの活動はなかったけど、メンバーもファンもずっと忙しかったはず。1度も立ち止まる暇なんかなかった。だからKAT-TUNとして帰ってこない、という未来は全く見えなかった。必ずいつか帰ってきてくれると確信してた。

 

でもやっぱり寂しくなる瞬間もあって。特にカウコンとか大型の歌番組とか。KAT-TUNがいない……KAT-TUNが見たい……みたいな。私はもうここに担当がいるわけじゃないし、とにかく曲とパフォーマンスが好きなので、新しい曲や衣装が増えていかない事がこたえることもあった。そうして私は違う沼に…ずぶずぶと…

 

今や私はキス担でありJr担であり、立派なDDである。KAT-TUNしか見えてなかったあの時代の自分じゃない。でも私のふるさとは、いつもKAT-TUNなのだと思う。赤西くんが好きになるより前に山Pが好きだったはずなのに、私の心の故郷はKAT-TUN。ファンにとってはもはや「戦い」であるライブ。強く美しくいつでも気高く。あの圧巻の演出やパフォーマンスを超えられるのは、未来のKAT-TUNしかいないという領域だと思ってる。コンサートではなく、ライブと呼ぶのもKAT-TUNならではで、すごく好きなところ。

 

どんなコンサートになるのか楽しみだなぁ。

タイトルロゴがめちゃくちゃ強そうだし、グッズも強そうだし、てかペンライトがもはや武器というより凶器(?)だし、デジチケの背景が羊皮紙風なのも海賊っぽいし、やっぱりKAT-TUNはこうでなくっちゃのオンパレードで最高。ド派手にぶちかましてくれることを強く望みます。そしてせっかくなら、海賊として帰ってきてほしい…再出航だよ。

 

きっとこの充電期間中にファンになって、待ち望んだ初ライブという方もたくさんいるのではないかなぁと思います。大丈夫です、私達も再始動したKAT-TUNに会うのは初めてなので、みんな一緒です。怖がらないで!(笑) かつん担はみんな黒着てるみたいなイメージあるみたいなんですけど、別に全員黒着てるわけじゃないですし。メンバーカラー着てる人もいると思いますし。まあ私は黒のトップス買ったけど(説得力皆無)。曲もおそらく10Ks聞いておけば大丈夫です。できるなら初回1のhyphen selectionは聞いておくといいかもしれないですけど。ファンが一緒にやるフリとかもあんまり無いですし。確実にやるとしたらリアフェくらいじゃないかなあ。あとうちわは公式のものをぜひお買い求め下さい。もちろん手作りのうちわの人もたくさんいるけど、他所と比べると圧倒的に公式のうちわのみの人が多い感じする。あと多分他G担からしたら驚きかもしれないけど、お手振り以外のファンサってあんまり見たことないのよ。そこを求めてないファンが多いのかな?もちろんトロッコの時など手は振ってくれますけど。KAT-TUNのライブはアイドルっぽくない!!!というのが1番実感としてある。

まあでもわかります、初めての現場って緊張しますよね。私もここ1年初めてづくしのくせに結構1人で参戦しにいってるんですけど、前日とかすごい緊張します。もし少しでも周りに溶け込むことで落ち着けるなら黒い服着たらいいと思います(笑)多分いちばん簡単に馴染める。あと、特効にびっくりしないように心構えだけはしておきましょう。もしIn factのイントロが流れたら100%特効来ると思った方がいいですね。In factは冒頭1回ですけど、畳み掛けるように花火大会みたいな特攻祭りになることもあります。ある種の名物みたいなもんです。

あとKAT-TUNのライブの心構えあるかな…亀梨くんのSAY!攻撃には注意した方がいいですね!急にファンに歌うことを要求しがちです!しかもそこ!?!みたいなところで。中丸くんの目が死んでるのはデフォルトです!

 

でもいちばん大切なのは、楽しむ気持ち。それだけあれば十分。

再出航を祝う宴、最大限に盛り上がっていきましょう!!!

 

 

 

 

最後にひとつ。

KAT-TUNには「ハルカナ約束」という曲があります。デビュー前から存在するいわゆる"オリ曲"で、この曲でKAT-TUNはデビューするんじゃないかと言われてきました。

メンバーもファンも思い入れある曲がゆえ、最近はもっぱらトリプルアンコールなど、「ここぞ」という時の曲だったように記憶しています。

「ここでまた俺たちと会う約束」

ハルカナ約束を歌う時に添えられるこのひとことが私大好きで。再会を誓う曲だからこそ、10Ksの時はセットリストの大事な位置に置かなかったんだなあというところまで含めて、ハルカナ約束はとことんエモい。

守れなかった約束があったからこそ、あの時、できない約束をしなかったKAT-TUNというグループの誠実さと潔さが好き。

 

すばるくんの話もあってYou&Jは呪われてるだのなんだのって言われるけど、そうじゃないんだ、これは呪いなんかじゃない。負の歴史なんかじゃない。残されるもの、旅立つもの、自分に正直に生きる彼らの生き様すべてを応援したいと思ってる。私みたいな「永遠の新規」ごく出のファンだって、今となっては立派な古株になってしまった。YJの歴史すべてを目にしながら、きっと私たちはみんな大人になった。それはメンバーも同じ。あのころはやんちゃで向う見ずでまだ子供だった。でもあの時たしかに同じ夢を追いかけた。

あの日オレたちが信じた夢 

刻む ハルカナ約束

きっとこの一節で泣くのは、うまく説明出来ないけどきっと、「信じた夢」という過去形に含まれるニュアンスなんだろうな、というのを最近感じます。

 

信じた夢、守れなかった約束を背中に背負って、なお前を向く彼らを私はこれからも応援したい。

 

まだ言ってなかったから、最後に言わせて。

再始動おめでとうございます。

あの日言葉にしなかった約束を果たすために、「約束の地」で会いましょう。

 

もう少し、なんて言わないで

 

ジャニーズJr.祭り Snow Man公演に行ってきました。
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すのの現場ってもうかれこれ7回目だったりするんだけど(!)レポ書くのは初めてです。今回もレポには足りないくらいの文章にしかならないんですけど、思ったことを書きます。

 

実は、私ジャニーズのコンサートで横浜アリーナっていったことなくて。東京ドーム×4回と、京セラ×1回、あとは帝劇2回、日生2回、たまアリ、クリエ、EX。唯一、昔、バンドのライブに行ったことがあります。その時の感覚からすると、横アリは大きいな〜!と思ってたんです。会場に着いたら恐ろしい数の人が会場の周りにいて、入場列だってドアからすごく遠くて、この人達はみんなSnow Manを見に来たんだ!と思うとすでに感動がクライマックスでした。だって1万5000人ですよ?!これだけの人が、同じようにSnow Manの公演を楽しみにして横浜アリーナに集まったんですよ…?うれしい…

 

と思って会場入りしたんですけど、思ってたほど横アリは広くない!(笑)

どうも私の感覚は東京ドームが基準値なのでこんなもんか…と言った感じ。席は2階席(横アリで言うアリーナ)の真ん中くらいの列だったんで花道近いじゃん。と思ったんですが…やっぱり本人達は近いようで遠くて…ちょっぴり寂しかったりもした。クリエはもちろんだけど、EXも帝劇も表情がわかるのに、昨日はどんな顔してるのか、どんな表情で歌って踊ってるのかわからなくて。いつも見えてるはずの顔が見えないのが少しだけ寂しかったな…。

お決まりのSnow Manコールも、広いからか反響してしまうし、何人か声を上げてる人がいたのでなかなかひとつになれなかったのも広いな…横浜アリーナってやっぱ広いな…と思いつつ、ようやく揃ってきた!と思った途端に公演スタート!!!!!!

 

 

☆セットリストについて

ZZL始まりかな?と思ったから、予想通り。ZZLはこんなに明るくて希望に溢れてるのに、どうしてこんなに泣きそうになるんでしょうね…エモい…他のグループのセトリも見ましたが、すのが1番曲数多く、すととらは曲数絞ってパフォーマンスとか何かしらのコーナーに使った模様。そういうところSnow Man好きだよ。とにかく入れ代わり立ち代わり、ステージ上に誰もいない時間はゼロ。ソロはあるけど、ペア等で1曲まるまるというのが無しというのもわりと好きだったな。やっぱりシンメは尊いけど、いろんな組み合わせで好きな人がいるからな〜。

「お世話になった先輩の曲メドレー」というのも経験豊富なSnow Manならではかなと思いました。SPOT LIGHTは事前に聞いてきた人が多かったのか盛り上がったな!!そして、やはりWHITE WORLDにはグッときましたね…惑星コンの中丸くんのうしろに映るすの(当時はみすの)を見つけたのは去年だけれど、私は当時東京ドームで見てるんですよね。少クラの時も思ったけど、当時とまったく同じ振りでパフォーマンスするというのがあまりにもエモかった。そこで1回エモさがクライマックスを迎えました。惑星コンと比べると本当に「動きに感情を乗せる」という部分がプラスされていて…当時からきっとダンスは皆上手い方だっただろうと思うけど、もう全然違う。皆の指先から優しく温かな感情があふれてるようで。美しかった……。曲調のせいもあるし、そもそも私WHITE WORLDがめちゃくちゃ好きなのでわりと序盤だけど泣きすぎた(笑)そのメドレー以外にも以前バックでついた曲がたくさん入っていて。あ、チラリズムはとにかく殺伐としただてさくの図が頭に浮かんだので、楽しそうな2人見て成長っていいなぁと思いました…勇気100%で映し出された同期あべふかの可愛い写真にもほっこりしたし(ふっかは芋っぽかったあの頃もかわいかったけど、あべちゃんは変わってない…!)、そしてSexy ZoneSexy Zoneも完璧に踊れるJr.担はさすがであった(自分含む)。

私が通ってきたNEWS、KAT-TUN、キスマイの曲もやってくれたけど、キスマイめちゃめちゃ歌ってくれました。嬉しすぎてAAOとかめっちゃ踊った。メインバックだったI SCREAMから計6曲。あとEXPLODEで炎出たのは超興奮した!!!みんなラストスパートに炎出しがち。先輩方がラストスパートといえば炎と特効みたいな図式作ってきてしまったからなのかな?!Snow Manもやっぱり炎出したくなっちゃうよね!!燃やせ燃やせ!!!(炎に興奮するタイプのヲタク)

オリ曲が5曲+新曲1曲で、しかもわりとバラけてセトリに組み込まれてたので、「Snow Manのコンサート」感が出てきてるのも嬉しいよね。新曲の話はあとで。

 

 

☆舘様誕生日サプライズ!

YouTube用にワンカメショー的なことやりまーすっていってZZLが始まり…(わちゃわちゃしながら歌ってたと思えば、間奏はいつものアクロバット祭りなすのーまんはやっぱすごい)終わったと同時に流れるハッピーバースデー( ´ ▽ ` )おっきなケーキでお祝い!(センステからメンステに戻る時にとっとこ佐久間が先行っちゃって「そういうとこだぞ」って言った宮舘涼太、好き)、そしてメンバーからのプレゼントはおたまとフライパン。(プレゼントはボクが持ってま〜すとかアピールしてた岩本さんかわいい。そして、ワッター弁当の組み合わせじゃん!とか言い出す阿部ちゃん天使)メンカラの赤で揃った料理道具はもちろんYouTube用でメンバー愛だなぁ♡おたまをマイク替わりにありがとうを言う舘様もかわいい。急にスノードロップ花言葉知ってますか、って言い出す舘様は完全に花言葉芸人だったけどとっても素敵な抱負を語ってくれました。

そして、ファンからのお祝いとして、ペンライトで「オメデトウ!!」を作るサプライズ演出もありました。開演前にふっかの合図でペンライトを操作してね!点灯する色は何色でもOKです!とモニターに書いてあったけど、みんなちゃんと赤だったね!私はおそらく「メ」か「デ」あたりの担当だったのでどんな感じかちゃんと見えなかったけど、舘様が語彙力を失ったヲタクみたいに「うそ…」「すごい…」しか言わなくなってて良かったです◎YouTubeで確認するの楽しみ!

そして最後のサプライズはなんと亀梨くんからの誕生日お祝い動画。ついに舘様がただの亀梨担になった瞬間でした(笑)「なんでぇ…?」とか言いながら呆然としてて、かわいかった。固まった舘様を見ながら、「全部僕がやりました(ドヤァ」って言う渡辺、それに「ゆり組〜〜〜!!!」って煽る佐久間、みんなまとめて堪らねえ…尊い天国…その後渡辺から動画がつい開演1時間半前に届いたことを告げられると、まだ呆然としてる舘様が「だって今日Going!だよ…?」って言ったの本当に亀梨担でちょっと笑った(亀梨くんはスーツ姿だったし、当日は楽天と巨人のオープン戦があったので、本当に東京ドームの裏側の廊下とかで撮ったのだろうなと私も思っていた)。

サプライズは大成功でした!!舘様25歳の誕生日本当におめでとうでした!!!!

 

 

☆岩本照

青×ピンクの新衣装は初めて見たんですけど、あの…ハットはずるくないですか!?!?ゴリゴリの筋肉バカではありますけど、元々の骨格は細いので、長身でかつ細身にスーツスタイルのお衣装にハットはスタイリッシュすぎてすでに尊かった。ダンス中はあんなにかっこいいのに、MCはいつもの定位置でみんなのお話を聞きながらニコニコご機嫌ないわもとひかる(5)なのも…好き…あとMC中に3人ずつ衣装を着替えに1回引っ込んだんだけど、岩本さん阿部ちゃん佐久間が先に引っ込んで、あべさくが先に出てきて、ふたりで「あべさくでぇーーーす☆☆」ってやってるところに出てきてしまった岩本さんが (˘•ω•˘) ムゥ ←こんな顔でかんっぜんに拗ねてて、本当に幼稚園児でバブかった。客席も「あーあ、拗ねちゃった…」って感じだし、あべさくもなんとかご機嫌直してもらうのに頑張ってて、ほんと甘やかされすぎなんだよ…

そんなひーくん(5)、いや岩本照(24)のソロは、なんとアンダルシア…!もうほんと無理。ほんと無理。(語彙力の喪失)手足の長さが映える振りは自信に溢れているようでどこか儚げで、ジャケットプレイは当然エロいし、ハットを直す角度も美しく、岩本さんの、どれだけの静かに燃える情熱がかけられたソロコーナーなのだろうと思うと胸が熱い。そしてハードボイルドな世界観、スタイリッシュなダンスに超スイートボイスなのがもう……!しんどい。

 

 

☆深澤辰哉

ふっかって罪だよね!!!(急)今回のソロはアンダルシアを除けばALIVEが私の中ではMVPです。だってさ!?!あのわりとわちゃわちゃ盛り上がる流れで「みんなの期待を裏切ってかっこいい曲やりまーす」とか軽く言うから(またまたァ…)と思ってたらあのイントロだし!!興奮しすぎて隣の深澤担のお姉さんびっくりさせてしまったの申し訳ない。最近玉森さんに猛烈アピールしてるけどどうしたんだろう?お近づきになりたいの?(笑)顔と顔の大きさと脚の長さは全然似てないけど、思ったよりも優しい声が似てるのよ。めちゃくちゃかっこよかった…!(そして本家バックについてた岩本さんのダンスが見れて最高でしたふっかありがとう!)

ふっかは自ら3枚目キャラ推してるし、面白いことももちろん果敢にやるけど(よく滑る)、基本的になんでも出来るデキジュだし、包み込むような優しさが大人だし、「かっこいい深澤」を求められてるのも充分わかってるからこそ、そのそれぞれの供給の塩梅が上手いんだと思います。だからふっかは罪。底なし。深澤担になる理由はよくわかる。

 

 

渡辺翔

紹介ラップさ、前は「なべしょ」だったよね?!?!「しょっぴー」になってて笑ったんだけど!でも呼びやすいし私もしょっぴーって呼んでみようかな(多分呼ばない)。渡辺はとにかく歌が上手いというのと、すごく通る声をしてるなぁとおもうんですよね。透き通ったイケボではなく、ハケでベタ塗りされたような絵の具のイメージ。声が束になってよく響く。合同の時に驚かれた他G担もいたようでうれしいです。でも私が好きなのは歌よりも圧倒的にダンス!!なぜか肩〜肘あたりがバタつく不思議なダンスするんだけど(笑)省エネかと思いきやあの力の抜き具合が絶妙にかっこいい時もあり、かと思いきやものすごいしゃかりきに踊る時もある。ソロ曲は中山優馬くんの交差点。歌もダンスもザ・イケメンな渡辺は選曲もいい(北山さんのGive me…もだけど儚げなラブソングをしてくるのチョイスするのほんと天才)自分の需要がわかってる。それでいて意外といじられキャラのおしゃべりってほんと色々ずるいよな!

 

 

宮舘涼太

「舘様」という呼び名はほんと嘘をつかないというか、全体的に重厚な立ち居振る舞いが逆に素じゃ無くてキャラに見えてくるくらいの、ある意味問題児だなあと。ダンスはものすごい特徴があるわけじゃないんだけど、リズムの正確さとか重心の置き方とか模範的なダンスを踊る感じがしました。ただし、ソロは全く模範的ではない。もはやあのエロさは大事件である。なんとまあ亀梨くんのFollow meをパフォーマンスしてくれました。本家見てないけどたぶん本家に引けを取らないと思う(笑)でも亀梨くんのは女性的で儚げなセクシーさなんだけど、舘様は重厚感がウリだから…!ただひたすらエロい。もう「エロかった」以外の感想が出てこない、覚えてない(笑)ただ、誕生日サプライズの時の舘様はとってもかわいくて…真面目そうに見えるけど超すっとこどっこいなところもいい。パフォーマンス中は貴族のロイヤル感と武士のような力強さを兼ね備えた、個人的には1番「謎」な子です。

 

 

佐久間大介

佐久間はさっくんとかそんな可愛いあだ名で呼んだことないけど、岩本さん舘様あたりに囲まれるとちっちゃくてサイズ感かわいいなって急におもった(笑)佐久間も、実は歌が上手いと思っているんですけどなかなか賛同してくれる方に出会えていない。佐久間の歌声は声質が良いのももちろんだけど、発音がしっかりしてるから聞きやすい。それって実はすごく大切なことだと思う。ダンスも歌も、音や言葉に込めた感情を1番表に出しながらパフォーマンスできるのが佐久間の素敵なところだと思っているので、かっこいいソロ曲が見たかった…!DARKNESS始まったら(いろんな意味で)やばかったけど、安定のヲタクだったってIt's Alright!はやっぱり楽しい!!それにあのとんでもねぇ舘様のソロの空気をぶっ壊せるのは佐久間しかいなかったと思う(笑)MCは佐久間の記憶あんまりないんだけど、なんでだろ?しゃべってたよね?あの自由奔放な佐久間の地位が、舘様のあまりのキャラクターの濃さに負けてる説はある。

 

 

阿部亮平

ついにジャニーズに「院卒アイドル」が誕生してしまいました…!MCで発表してたけど、本当に阿部ちゃんは尊敬しかない。真面目に学業に取り組んで、その上でSnow Manの恐ろしい年間スケジュールこなしてるんですよ?!どうなってるんだ?!それで全部「Snow Man」の名前を広めるため、とか言うんだから恐ろしい末っ子であるよ……しかしこの真面目で成績優秀で黒髪の爽やかなお天気お兄さんが、ソロ曲で爆弾仕掛けてきたの本当に末恐ろしい。選んだ曲は櫻井くんのT.A.B.O.O.。こっちはこっちでただひたすらにエロかった。エロい上に如何わしい。阿部ちゃんの良さはそのギャップの振り幅で、爽やかなファンサマシーンの好青年に見えて、ヲタクを挑発的な視線でいとも簡単に焼き殺す、狩猟民族でもあるところが最高。アクロバットは他のメンバーのスキルが高すぎてる感はあるけど、歌もダンスもバク転もできるアイドルがゴリゴリの理系で気象予報士で院卒ってもうそれだけで誰も適わないぜ…

 

 

☆Snow Dream

初見でメロや歌詞を覚えられるほど器用な頭ではないのでほとんど覚えてないんだけど、全員の名前が散りばめられたフレーズがあったことと、サビで出てきた「もう少し側にいて」というフレーズがすごく印象に残ったバラードでした。

でも、「もう少し側にいて」なんて、どうしてそんなこと言うの?

これはきっとSnow Manのいいところなんだ。真面目で優等生で控えめで、後輩達に慕われ、先輩方に愛されてきた優秀なJr.グループなんだ。でも、それだけでいいの?すのにはもっと強くなってほしい。滝様だって同じようなことを言ってたじゃない。もっと自分たちから発信することが必要だって。

今回、私はすのに歌って欲しい曲があって。KAT-TUNの「遥か東の空へ」という曲。

小さな軌跡重ね  吹き荒れる風受けて

カタチなき想い寄せ合い  この瞬間を  強く強く  流されないように

 

遥か遠く東の空へ  遥か遠く輝く星へ

この鼓動導く未来へと  この願い叶える場所へと

この曲は5人時代の曲なんですけど、4人になって初めてのコンサートで象徴的に歌われた曲なんです。すのにはこの力強いメッセージに負けないくらいのグループになってほしくて。もっとガッツを見せて欲しくて。だってみんなが認めるナンバーワンのスキルを持つグループが、謙虚にしてる場合じゃないじゃない。もっと大きな夢を語ってもいいじゃない。

 

でも、「もう少し側にいて」なんて、もしかして、私たちファンに向かって言うことだって、真面目で優等生で控えめなすのにとっては勇気のいることだったのかもしれない。だってそれは、控えめで消極的な言葉に反して、とっても切実な願いに聞こえたから。今言える精一杯のお願いだったんだよね。

 

でももう少し、なんて言わなくていい。

私はずっとあなたたちの側にいたいよ。

 

誰の指示もないのに全員がペンライトを白にして、誰も何も言わないのにみんなが彼らの動きに合わせてペンライトを振る光景は、とっても綺麗で。きっと伝わると信じたから、何も言わなかったんでしょう?もっとファンのことを信じて。私たちはあなた達の味方だよ。

 

またひとつ上の夢の場所で、必ずまた会いましょう。

Snow Manに私はこれからもついていきます。

 

Snow Man 単独横アリコンサートを控えて

 

明日、私の応援するジャニーズJr.内グループであるSnow Manが横浜アリーナにて単独コンサートを開催するにあたって、今思うことを書いておきたいなぁというながーい独り言。

 

今回、すのだけでなく、SixTONESLove-tuneTravis Japanの4グループが同時に横浜アリーナでの単独コンサートの切符を手に入れました。単独横アリ、といえばジュニアが目指すひとつの目標となるステージであろう、と思います。やはり横アリを埋められたグループはデビューできている。KAT-TUNは海賊帆が初横アリかつ初アリーナツアー。余談ですが海賊帆は追加公演、として別のツアーもやりました。KAT-TUNの集客力おかしい。というかそれはもはや海賊帆の追加というニュアンスおかしい気が(笑)キスマイもジュニア時代のツアーで横アリに立っています。えびはないか。意外とキンプリは全然埋まりそうだけどコンサートやってないんですね…。というか彼ら6人でコンサートあんまりやってないんですよね。だから、まだグループとしてのまとまりにかけるように見えるのかな…まぁそれは置いておいて。

横アリは、これまで彼らが単独で行ってきたコンサート会場とは段違いに大きいです。収容人数は軽く1万人を超えるし、シアタークリエの約28公演分だというのだから、規模が違う。去年はJr.祭りとして同じ場所で合同のコンサートをやったし今年もあるけど、やっぱり単独で、というのは特別です。だって、客席には彼らを見に来た人しかいないのですから。しかも、アリーナがあってスタンドがあって、外周があってトロッコが使えて、高さを使った演出もできるし特効だって出ますよ多分。機材と照明以外なんにもないEX THEATER ROPPONGIとは全く違います。なんでもできる。それも自分たちのファンのためだけになんでもできる。色んなことやりたくなっちゃいますよきっと。グループのカラーが出そうでおもしろいですね。他のグループのレポも楽しみだったりします。

 

今回は先程も書いた通り、4グループが同時に横浜アリーナで単独コンサート開催決定となったわけですが、Snow Manに関しては、ほかのグループとはちょっと違う「ここまで来たなぁ…」感があるのかなって思ったり。

というのも、Snow Manは結成2012年5月。ずっと同じ6人で6年弱活動してきたわけです(その間には謎選抜の期間が含まれたりするのでアレですけど)。小さい頃からみんなダンスがうまい方ではあったと思います。でも決してエリートではなかったと思いますし、常にジュニアの最前列にいたメンバーではないと思います。何せ、ジャニヲタの世界に出戻りした1年半前、SixTONESの面々は全員名前も顔も一致していたけども、Snow Manはふっかしかまともに知らなかった。ろくーん時代には少クラもそこそこ見てたし、惑星コンでは中丸くんソロのバックにバッチリついてくれていたにもかかわらず、です。そして、えびがデビューしてから混沌としていたジュニア界隈において、「大きな会場で単独のコンサートを開催する」ということがなかなか叶わなかった。というか、すのが少クラのホールに出るようになったのもここ数年と聞いています。ずっと少クラでは、スタジオ収録のコーナーしか見たことなかったと。それでも培ってきた確かなスキルをもつ彼らはたくさんの舞台に出演し、数多くのコンサートにバックダンサーとして参加し、先輩方に愛され信頼され、ファンに愛され大切にされ、少しずつ、でも着実にファンを増やして大きくなってきたグループなんだろうと思うのです。「思う」というのは、私が残念ながら担歴1年と少しの、ただの新規だからそういう表記ですが、きっとそうだろうという確信は多少あります。だから、きっと今回の横浜アリーナ公演は、ほかのグループとは違う「ここまで来たんだな」という感慨深い思いを抱いていてもおかしくないし、むしろそうであって欲しい。

だって、新規の私ですら感慨深くてふとした時にあの6人が、Snow Manが、横アリを埋めるんだ…って気持ちになるんですから。こんなにワクワクするのに、こんなに泣けることってありますか。今回はたった一度きりのアリーナ公演だけど、それでも横浜アリーナでSnow Manがコンサートをする、という事実にかわりはありません。そこまでたどり着くまでにどれだけの努力と、どれだけの挫折と涙があったのか、私はほんのちょっとしか知らないけど、それでも今までたくさんのことがあったんだろうと思うから、始まる前からエモさのクライマックスなわけです。

 

そういえばSnow Manって、初めてオリ曲もらえるまで3年半くらいかかってるんですよね。そこまでも長かったんだなぁ。ようやく手にしたオリ曲は、ZIG ZAG LOVE。15年にすとと初共演した少年たちのショータイム用だと聞いています。そのようやく掴んだ権利を「ファンと一緒に踊れる曲」につかったすのが私はとっても好きです。

初めて聞いた時は、コレが初オリ曲?????という感想でした。第一印象がゴリゴリのアクロバット集団で、ジュニアたちの中にいると「オトナ」に見えていたのでとっても意外だった。だって、ようやく貰えた自分たちのためだけの曲ですし、超かっこいい曲に使ってもよかったわけで。年齢的にももっとおしゃれな曲でもよかったし。それでもアイドルらしい爽やかでキラキラした、夢と希望に溢れたZZLをすのが選択したのは、「ファンと一緒に作るコンサート」がやりたかったからなのかなって、今は思います。

もともと職人集団のイメージが強いSnow Man。先輩方のバックでコンサートというパターンももちろん多かったのでしょうが、Snow Manを見に行っても、帝劇や演舞場ではファンって拍手くらいしかできることないんですよ。もちろん歌えないし、C&Rもないし、ペンライトだってうちわだって持てない。だから、彼らは「みんなで」踊れる曲がほしかったのかなって。今ではオリ曲は5曲に増えました。去年だけで3曲もいただきました。とっても嬉しいことです。でも5曲のうち3曲もファン参加型であるところに、Snow Manのこだわりがあるのかなあ、なんて思います。

 

私の狭い狭い視野でみても、SixTONESLove-tuneよりもSnow Manのファンの母数は多くないと感じています。KAT-TUNとの親和性が高いからか、中丸くんがすのすとと共演したベスアの時のTLを見てもカツン担は結構SixTONESが好きです。樹がいるのもあると思いますけど。すともらぶも華のあるグループですし、ヲタクが好きそうな派手な演出とかパフォーマンスが得意。だから、もともとカツン担の私はいつかそんな彼らのことが羨ましくなる日が来るんじゃないかな?わりとジャニーズの王道を行くSnow Manよりも、KAT-TUNという問題児かつ異端児に影響を受けたグループが良くなったりしないかな?と思っていたんですが、意外とそうならない自分がいる。やっぱり私はすのが好き。

まぁそれはKAT-TUNが好きというのが根底にあるからかもしれません。結局、どんな派手な演出や壮大なパフォーマンスを彼らが手がけたとしても、私が比較論者である限り、そしてKAT-TUNKAT-TUNでいる限り、私はカツン以外にそういうグループを求めてないのかなと。もちろん、すとやらぶがKAT-TUNに勝てないなんて決めつけたような発言すると反感買うかもしれないけれど、勝てないですよ、私の中ではいつまでも。

すのの目指すコンサートはKAT-TUNとは全く違うのかなとおもいます。ZZLに抱いた感想そのままです。「参加型のコンサート」というイメージです。そして、お客さんを演出で圧倒させるとか、そういうベクトルではないところに、グループとしてのスタンスを強く感じます。もちろん、歌もダンスもアクロバットも、スキル的には全員がトップクラスの実力を持っていますので、パフォーマンスを魅せるというパートがあるのは当たり前ですけれども、全体として「ファンの皆さんと一緒にコンサートを作り、一緒に楽しむ」というところに重きを置いてるのかなあと。特に去年のサマステでそんなスタンスを強く感じました。それはきっと、これまで一緒に歩んできたファンとの信頼関係があるからこそ出来ることであるし、彼らに「そういうコンサートを作りたい!」と思わせてくれたのは、私が岩本照とSnow Manにハマる前から応援してきた、先輩ファンの皆さんの存在のおかげなのかなと思います。もし、そんな方がこのブログを読んでくださってたら、ぜひ御礼を言いたい。

 

横浜アリーナという広いステージを使って、Snow Manが何を見せてくれるか、とっても楽しみです。広い分アクロバットも窮屈にならずにできるだろうし。せっかくだから今までやってこなかった派手な演出をやってくれてもいい。全然いい。無駄な布と特効に萌える(燃える?)ヲタクとしてはそんなSnow Manも見てみたい。ソロコーナーで1人ずつのカラーに染まる横アリも見たい。でも、広いアリーナ会場なのに変わらず「あべちゃん先生」のコーナーで(あべちゃん以外が)おばかなところも披露してほしいし、MCでは超身内ネタで盛り上がり出すいつものすのも見たい。そして何より横アリに入ったファンみんなとZZLやAcrobaticやGuysのオリ曲とか、リアデラとかLucky Manで踊ったり歌ったり声出したりしたい。

ワクワクが止まらない!

 

明日は、初めて作った「照」うちわで参戦します。
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帝劇も日生も演舞場もクリエもEXも、どこもうちわ禁止だったから、ようやくひーちゃんのうちわが作れて幸せです。もちろんどこの席になるかは行かないとわからないし、このうちわが役に立つかはまったくわからない。でも、私はこのうちわに気づいてほしいとか、ファンサが欲しいとか、なんかそういうことじゃなくて、「自分は岩本照が好き!」という証明のために、うちわを持ちたい。自分のために。ここに、岩本照担がいるということを証明するために。

単独のうちわがあるってのも幸せだなぁ。個人のうちわ買うのも9年振り。担当がいて、担当がコンサートをしてくれて、うちわを持って応援出来ることの幸せをすごく感じています。

 

夢の晴れ舞台、楽しんできます!

Snow Manの皆さん、横アリ単独楽しみにしています。まずは今日の合同公演、楽しく怪我なく自分たちらしく!!!!!!

明日、横アリで会いましょう。