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Sailing in the Dawn

残酷な運命も変えなくていい。

邦楽ロック厨がKAT-TUNのアルバムを語る②

アルバム

第二弾です!第一弾いつだよ間隔空き過ぎだよ!(笑)

まあでも、船が東京ドームに停泊している間に、奴らのことが気になった人のためのデータベース的に活躍してもらえればいいかなと思っていたりする。このタイトルでふつうの検索からたどり着くの結構至難の業だと思うけど。てかむりじゃね。


では本日はこちらです!

「cartoon KAT-TUN Ⅱ You」

2007.04.18 out


セカンドアルバムというか、初のオリジナルアルバムというか、とりあえずKAT-TUNが出した2枚目のアルバムです。おひとりロサンゼルスに行かれていた方がいますので、基本は5人のアルバム。ただし、初回限定盤のdisc2に関してはこの限りではありません。商業的な悪意を感じる。
とにかく歌に関して大事なピースが欠けているうえに、まだまだ発展途上のメンバーがソロパートを担うことになってるため、楽曲のクオリティやレパートリーはかなりおもしろいことになってるのですが、歌唱に関しては心許ないのが本音。
前置き長くなるけど、担当だから贔屓目になっちゃうのを多少差し引いても、やはり5人と比べて赤西さんはずば抜けてる。でも、例えばすばるくんとか手越みたいに主張の強い声ではないのよね。どちらかというとパワーが溢れていろんな方向に散らばっちゃう5人の声をまとめて一つの音楽として成立させる、包容力のある声だと思ってる。でもいなかったのは仕方ない、、、ってかほんと自分勝手にあいつが行ってしまい大迷惑を被った5人が頑張ったアルバムです。

しかも発売翌日に帰還。まじでない。


1、SIGNAL
アタマからいろいろ言ったけど、この曲赤西さんいます。2ndシングルです。ドコモのCMがPVの一部だし、当時めっちゃ流れてたし、ドコモのカタログがKAT-TUNだしポスター仁亀だし、らーめんいかね?って無駄に言ってた。

リアフェがめちゃくちゃ派手でハードにロックに攻めた曲だったのに対して、こちらはデジタルな感じでどちらかというとスタイリッシュにかっこいいダンスチューン。KAT-TUNってこんな曲も出来るんだよ!っていうかんじ。ダンスもガシガシ踊るというよりは、なめらかに流れるように美しいダンスという印象。
ただし察していただきたいのは、わたくしダンスチューンはそんなに好きじゃない、、、!今後のために先に言っとく。


2、Peak
こちらもドコモのCM曲として使用していただきました。サーフィンのやつ。だからかとりあえず夏のイメージある。ギュインギュインギターが鳴る豪快なロックテイストの1曲です。スタンドマイクで歌うのが特徴。
ロックなんだけど、パーティっぽい明るさがあるので、赤西さんには正直似合わないんだよな。なんとなく軽い感じというか、砂浜でアガる曲っぽいというか(笑)歌詞だけだと、どちらかというと都会のアスファルトの蒸し暑さを感じるんだけどね。5人時代だからこそできる曲。

頬杖ついて無傷な夜に うなずくだけなら退屈なだけさ

中丸は無傷な夜選びそう。


3、Splash...
この曲初めて聞いた時は中3になりたてだったんだけど、これ、今、ちゃんと歌詞読むと、読んじゃいけない行間を感じるんですけどどうしたらいいですか???

KAT-TUNによくある許されない恋シリーズなんだけど、ちょっと行き過ぎね。うん。でも上田くんの甘い声がめちゃくちゃ活かされててすごく良い。濃紺のライティングでスモークだらけにして神秘的なステージの上でセクシーダンスを披露して欲しい曲(つたわらない)


4、僕らの街で
小田和正さんの曲。もはやそれ以上に言うことないよ。どっからどう聞いても小田和正さんの曲。デビュー三曲目にしてついにバラードで、これで自己紹介が終わったかなあと。こんだけ違う三曲をそれぞれシングルで切れるKAT-TUNはやっぱりすごい。
ただ、発売当時はとにかく聞きたくなかった1曲。

ひとつ、曲と直接関係ない話。

やがて いつからか 君といるこの場所が
僕の生きてゆく 世界になった

今回のカウコンで、10周年メドレーでこの曲を歌った時、彼らの心境を勝手に想像した。結成当時はとにかく仲が悪かった6人だけど、KAT-TUNとして過ごす場所が、彼らの生きてゆく世界に、いつしかなっていたとしたら。突然恋のうたでなく、KAT-TUN自身の言葉として聞こえてきて、さらに聞けなくなった。沼。


5、Make U Wet
田中聖ソロ。エロ案件。
さすがに中3の私でもわかったぞ、これはやばいやつだと。よく事務所からOK出たなとかおもう。しかもこの曲をベースに三部作で続いたし。
もう艶めかしい聖の歌声がやばい。やばいしか言えない。それ以上言うことがない。もうなんかこわい。ごめん、正直に言うとほとんど聞いてない。


6、key of life
中丸くんソロ。
失われた恋というか失った恋への未練をただひたすら淡々と歌う曲。中丸といえばDFEだけど、目だけじゃなくて、感情も死んでるんじゃないかってくらい淡々と歌うから、切なさが伝わってこない(笑)

出会えたことが本当に良かった 純粋にそう思いたかった

え???ほんとに???ってかんじ。中丸はかつんの中で割と異質だけど、たぶんどのグループに入ってても異質だろうから、下手にアイドルソングで愛してるとか言わせまくるよりKAT-TUNでよかったなあと思ったりはする。


7、LOST
上田くんソロ。
ヴィジュアル系のロックを想起させるような厨二病の曲。LUNA SEAみたいな感じ。あれ、上田くんってラルクのファンなんだっけ。聞いてれば、そんな気もしてくる。黒髪でうつくしく儚げなビジュ時代(GACKT時代)に歌ったら1番似合いそうだけど、甘栗竜也に歌わせたら違う意味でとんでもない破壊力。たぶん確信犯。ただ、こちらも甘く掠れた素敵な声なのでハードな演奏に押され気味。でも絶対確信犯だから!!!!悔しいけどすき!!!


8、Jumpin' up
ソロコーナーに挟まれた突然のパーティーチューン。へい!わっつあっぷ??ラップが肝。とりあえずアガる。軽くて、さらにチャラい。クラップしたくなるリズム。5人の曲だけど、次の年に赤西くんがとても楽しそうに歌っていらっしゃいました。わかりやすいね。

my mother 苦労かけるね だけど見捨てず構えててよ

突然のマザコン。でもうえぴーが言うから可愛いのでゆるす!!(甘やかす)とりあえずいつか野外でやる時は必ずやって欲しい曲。


9、サムライ☆ラブ☆アタック
田口くんソロ。
名前からしてもうやばそうだけど、こっちが想像してる以上にやばい。これを爽快な笑顔で歌ってくる田口に完敗、そして乾杯。おまえしかできないよたぶん。
突っ込みどころが多すぎて曲を聞く余裕がない。

罪を憎んで人を憎まず
闇夜に咲いた希望の花を
散らせるもんなら
散らしてみやがれ〜!

生まれてくる次元をたぶんまちがえている。
惑星コンの日替わりコーナーで、かならずプロデュース日に自分のソロを1つ入れてたんだけど、田口はこれを選び、イントロでみんなが田口の周りをぐるぐる回りだし、爆笑してたら出だしの「生意気なやつさ〜♪」でバッシーン叩かれて終了したのがめちゃくちゃすきです。あの日替わりコーナーなんで映像で残しとかなかったんだ、、、


10、FREEDOM
箸休め。ほんわか可愛いミディアムテンポの曲。永遠のFREEDOMってなんだ、赤西さんのことかい?
ごめん、この曲リアルなトーンで言うけど、好きじゃないんだ(笑)どこも盛り上がらずに終わるし、この学生ノリの歌詞もよくわかんないし、せっかくのKAT-TUNのアルバムにいれなくてもよかった。でももしかしたら赤西さんがいなくなった弊害かもしれないからそれはごめん。


11、someday for somebody
亀梨くんソロ。
これはもうどこをどう切っても亀梨和也って感じ。かめちゃんってこういうの好きだよね、ミディアムテンポの曲の方が踊りやすいのかなあ?真顔コンの00"00"16も女王コンのw/o notice??とかもそうだしさ。結構歌詞が好き。

ちっぽけな僕も できることがあるかな
ここからどこかへ 行ける時が 来るだろうか

何かを迷った日に聞きたくなる曲。公園のベンチではなくて、あえて端っこの石段に腰掛けて聞きたい。でも最後のセリフはいらない。おかめなしはどうも詰めが甘いというかなんというか(ため息)(たぶん褒めてる)


12、Movin' on
大人のKAT-TUNが聴ける、ジャジーな名曲。ジャズってかつんあんまり無いけど似合うねえ。そして聖のラップがかっこいい。なかなか歌詞きわどいけど。てかこのアルバム際どいの多くないか?
まあ、正直あんまり自分の好みに当てはまるイメージがないんだけど、すごい好き。

ここを出て どこかへ行こう
二人だけになれるところへ
この街から今夜二つの孤独が消えるのさ

KAT-TUNの得意な「世界が許さなくてもおれは君を守りたい」のやつです。かっこいい。やはりKAT-TUNは夜が似合うし危険が似合うし闇が似合うからもう最高。


13、うたいつづけるとき
アルバムはお約束のようにバラードで締め。これが狙って作られてる気はするんだけどめちゃ泣ける。好きすぎて勝手にPVの編集まで脳内ですませた。
(ここからながいよ)
亀梨→線路が見える川沿いの草むら
田口→渋谷のスクランブル交差点
田中→住宅街のさびれた公園
上田→小学校の校舎が見える坂道
中丸→ローカル線の駅のベンチ
にたたずむ画(すべて夕方)と
レコーディングブースで歌う画を
リンクさせる。
集合ショットは一面芝生の開けた場所。
間奏で、それぞれの場所から立ち上がって歩き始め、最後、夕焼けの太陽に少しずつズームイン、画面いっぱいになって真っ白になったとこで、突然夜になる。星空の下で歌う5人。夜空を見上げる5人の図でおわり。
(ここまで盛大な妄想)

誰かこの脳内で完結してるPV、映像にしてもらえませんか???

まるで空っぽの俺を
あざ笑うみたいにただ
無表情に通り過ぎてく季節

大学生の時によく聞いて、思い当たることがありすぎて、泣いてたよ。これ別にKAT-TUNじゃなくても好きだったかもなあ。青春のテーマソング。


14、YOU
こちら通常盤のみのボーナストラック。
え?サプリのオープニングだよね?月9にせっかくかめちゃんがでたのにボーナストラックなの???っていう。出し惜しみする必要ないでしょ。いや、これも商業的な作戦かそうかそうか、、、

あなたのために生きていいかな…
あなたを好きになっていいかな…

突然の正統派ジャニーズ、、、!しかも奥手!さっきまで「ギリギリでいつも生きていたい」だの「退屈な夜にドロップキックしたつもり滑って空振り」だの言ってた人たちとは思えない純情感。そして音楽も爽やかの極み。白の衣装が似合いすぎ案件。

心をほどいて come to me

の赤西さんが真からイケメンでつらい。この6人がたたみかけてくるところほんと好き。


〈Disc 2〉
1、フリーズ
ジュニア時代のオリジナル曲。お得意のゴリゴリロックチューン。歌詞もライブの煽りを意識してる感じでとてもよい。サビはラップ担当聖と高音担当赤西以外の声がほぼガヤ。でもとりあえずテンションだけは100%アガる。赤西さんはどうやら好きな曲ですね。
ただし、全員がラップに挑戦するもあえなく玉砕する。 まあデビュー前の若気の至り!ご愛嬌ということで!ひとつお許しください!


2、LOVE or LIKE
これ、あの赤西さんが作詞したんだぞ?信じられるか?世間ではわがままで自由人でまるで悪党みたいに扱われてるあの赤西さんの純情さよ。当時17とかか、かわいすぎる。デビュー前の赤西さんの曲はHesitateといいムラサキといい、とことんかわいい。

2つの想いが重なるから
そっと見つめる君のこと
うつむいた君の笑顔 解けないよ
ちょっとでもそばを歩かせて

日本語だけ抜きだしてきたけど、「ちょっとでもそばを歩かせて」って!!!かわいすぎてしぬ。曲も落ち着いたミディアムテンポ。
この曲初めてMステ出た時に歌ったんだよね、たしか2002年(!)ちょうど初の単独コンサートの頃だね。てか結成から1年と少し、そしてデビュー4年も前から単独コン、しかも55万人の愛のリクエスト。どうかしてるぜ!


3、FIGHT ALL NIGHT
ある意味、たいへんジャニーズらしい曲。「深紅の林檎」だの「アダム」だの「堕天使」だの、、、厨二病だよ!この曲は海賊帆のイメージがとても強くて、鉄パイプとか鉄球つきの棒振り回しちゃうとか乱闘しちゃうとか、もうそればっかり思い浮かぶ。危険極まりないアイドル、KAT-TUN。サビはほぼ赤西さんの声しか聞こえない。
間奏のラップは山ピーが書いてくれてます。

自分で努力してここまで歩いてきた

でもこの部分だけ歌詞として許せない!なんだそれ!そんな至極当たり前のこと歌詞にするなよ!とかおもっている。


4、HEARTBREAK CLUB
ジャズはジャズでもオールドジャズっぽい渋い曲。ホーンセクションもあっておしゃれである。これもラブオアと同じ頃からある曲じゃないかな?10代後半が歌って味が出ないのはしょうがないので、いまのKAT-TUNに歌ってもらいたいです。

上がる勝運 ハマるKAT-TUN

ここ聞くとちょっとテンションあがるし、WAHHHH!!!ってなってるところも好き。失恋したやつが集まる西部劇に出てきそうな酒場が舞台なのかな。樽とかが転がってるやつね。ディズニーランドのウェスタンランドにあるよね。


5、MY ANGEL, YOU ARE ANGEL
直球ドストレートのバラード。タイトルからしてもう真っ向勝負過ぎて直視できない。そしてなんと滝沢秀明サマに曲を作っていただいたという、、、言われてみればまさにタッキー全開。

不思議なくらいに見つめ合うから約束になった

うまく言えないけど非常にここがすき。ロマンチック万歳。約束とはラストに出てくる「いつもそばにいるよ」ということになると解釈してしまうともうかわいくて若いなあとおもう。
そしてひたすら仁亀。これでもかというほど仁亀。思う存分堪能しろください。


6、ノーマター・マター
タイトルの意味はよくわからないし中丸のボイパが40秒くらいあって早く始まらないかなとか思う曲。ごめんうそうそカワウソ。能天気に盛り上がれる曲。おしりフリフリの振り付けがとてもかわいい。たのむから三十路すぎてもやってほしい。

くたびれた昨日は 過去の記憶に

かーこのきおーくーにー♪って入ってくる赤西さんのフェイクがとても好き、今なら誰がやるのかな?しらなくてごめんなさい。女王コンの時は聖だったな。
この曲といえばあれじゃん「お前らピースくれよ!」
セイピ〜〜ス!!!!


7、Peacefuldays
みんな大好きぴーふる。積極的にハイフンの心を抉りにくる曲。デビュー前にあった曲とは思えないくらい、かれらの運命を予言していたかのような曲。とにかく今あるしあわせを大切にしなければならないとハイフンは何度となく思い知らされてきたのであった、、、
でもね。

ずっと描いてきたモノと 違うカタチの今であっても
いろんな愛で溢れてる いろんな夢で溢れてる
ずっと信じてきたモノは これからもずっと これからも
いろんな場面でチカラになるでしょう

信じた心は自分を裏切らない。信じてきたその事実まで否定しなくていいと、教えてくれるKAT-TUNはとてもやさしい。
わたしはこの曲でKAT-TUNのスペルを叫べるのがとてもしあわせだ。そしてメンバーがとてもうれしそうな顔をするのが、とても好きだ。こんなにしあわせな曲でこんなに泣ける曲ほかにない。

また明日も優しい陽が昇るように。


おつかれさまでした!!!!
アルバムとしては、まあ、なんというかまとまりもないし(これはベストではないのでアルバムとしての作品の一貫性が欲しいタイプ)なにかと中途半端なアルバムだったと思う。いろいろな面が見れるとも言えないし。だがしかし途中で言ったが、ひとり足りないことでたぶんアルバム制作に関してそれなりに被害があったと思うので、それについてはホントすみません。

最後に、このアルバムで好きな曲ベスト3(Disc1)
1位:YOU
2位:うたいつづけるとき
3位:Peak
(Disc2)
1位:Peacefuldays
2位:ノーマター・マター
3位:フリーズ

ちなみに一枚目の方は
1位:ハルカナ約束
2位:GOLD
3位:WILDS OF MY HEART

でもまあこれ2作めか。だいたい2枚目のアルバムって私の中では佳作なんだ。だから次回に期待したのである。