Sailing in the Dawn

残酷な運命も変えなくていい。

わたしは岩本照担当を名乗ることを決めた

 

私は心のどこかで、ずっとずっと、担降りする先を探していたのかもしれない。

 

KAT-TUNの赤西さんが好きで好きで好きだったのに、私の視界からいなくなってから、もう6年半だ。あのとき、私のジャニヲタ人生は一度終わりを告げたはずだった。でも、直視できない時期もあったけれど、なんだかんだKAT-TUNはずっと応援していたし、自担がいないのにライブも二回いった。私は単純にかつんの作る世界が好きだ。でも、私は赤西さんが作る世界が好きにはなれなかった。

ここ半年、ジャニヲタ会を後輩と開くようになって気づいた。

 

私はジャニーズがとても好きだ。

 

誰が好きとか、誰がかっこいいとか抜きにして、ジャニーズという世界が多分とても好きで、当然自分の趣味嗜好と合わないグループはあるにせよそういうことではなくて、単純にジャニーズというトンチキな世界が好きで。だから私はいつまで経っても、担当がいなくても、ジャニーズと縁を切れずにいたんだ。

 

でもいつまで待っても自担は帰ってくることはないし、かつんも充電中。かつんを応援しているのは嘘じゃないし、シューイチだってGoing!だって見るし、体育会TVだってリアタイできないことの方が多いから録画してちゃんと見てるし亀吉も見てる。中丸のドラマ主演も嬉しいし、かめちゃんの映画だってきっと見に行くだろう。でも、当分あのわたしがKAT-TUNを応援する原動力である、あの世界を見ることは出来なくて。もう一度見たいという気持ちだけで応援するのって自担がいるわけじゃないから難しくて、あれだけブログを色々書いていたけれど、つき動かしてたのはたぶん使命感だった。私もKAT-TUNを守らなきゃいけない、そのために戦わないといけない、と。

 

そんな時にであったSexy Zoneという宇宙はとても魅力的で。こんな面白くて美しくて素晴らしい世界が身近にあったのかと、そう思ってたんだけれど、どれだけSexy Zoneを好きになってもやっぱり誰かひとりを好きになることはないな????と不思議に思っていて、結局赤西さんしか私の自担になる人はいないんじゃないかと、そう思っていた。

 

 

はずだった。つい一ヶ月前は。

 

 

もうここ1ヶ月のエントリーを読んでくださっている方は、とっくの昔に早く認めろよと思っていたかもしれないです。ただ、「担当」を名乗ることをどっかで躊躇してる自分がいて。これは深みにハマっただけだと、私のふるさとはKAT-TUNにいつまでもあるのだと、私の担当は永遠に赤西さんだけなのだと、そう思わなきゃいけない気がしてて。

 

そんなつまらないことを考えていた私を、ぶっ飛ばしてくれたのがこないだのMステ。

 

修二と彰」というラテ欄の文字があったから、というのを建前にして、でも5%くらいはMステだしえびがすのを連れて出てきてくれるんじゃないかって期待を込めて録画してった金曜の朝。

その日は飲み会で、でもふとしたきっかけでTwitterを開いたら、飛び込んできた「えびとスノーマン」という文字。

課長や副社長との飲み会中なのに取り乱して、声が出なくて、涙が出るくらい嬉しくて(先輩達にドン引きされて)(でも私がジャニ好きなの知ってる)、終わってあわててかえって、再生してまた泣いて。

 

なんでわたしこんなに泣いてるんだろう。

 

幸せで幸せすぎて泣いてて。

岩本さんがえびの後ろでとびきりの笑顔で踊ってて、それ見て自然に私も笑いながら泣いてて。

 

 

私はもっとこの笑顔を見たい。

そうおもった。

 

 

この週末、仲間のジャニヲタたちに会って、ようやく自己紹介できた。

とても驚かれたけれど。

そうよね、私は今でも自分で自分を疑ってる。

 

 

でも、いつかこうやって悩みに悩んで、担降りするその日まで、私は岩本照担当を名乗りたいと思います。

 

 

デビュー出来るかどうかもわからないジュニアを応援するのは不安で、担当を名乗る前からファンって途方もなく無力だなって悲しくなってたこともあったけど、でも、おっきなおっきな夢を共有できる強みがあって、ワクワクもしてる。

もうすでに情報局には課金したし(かつんは課金してないのに)、滝沢歌舞伎も応募したし(ジャニーズ追いかけ始めて今年ではや14年、初めての郵便払込)、Twitterのヘッダーもすのにしたし(ジャニ垢だけじゃなくてリア垢も)、土曜日には出たばかりの写真を買いに行き(悩んだ挙句単独は全部買った)、もうハラは決めた。

 

今、私はとっても幸せだ。

 

 

 

 

でもひとつだけ許して。

かつんの復活ライブとすのの現場が重なったら、かつんのライブに行かせて。私の心のふるさとはいまでもKAT-TUNだから。

 

 でもまずは滝沢歌舞伎、あたりますように。