Sailing in the Dawn

残酷な運命も変えなくていい。

錨を上げろ、舵を取れ

 

ついにもうすぐ、待ちに待った出航の時を迎えます。

 

再始動が発表された時、私は幕張で[Alexandros]を見ていました。ジャニヲタなら1度は行きたいカウコンは流石に一人参戦出来ないので、大学の友人とCDJに行っており、その時の様子はTwitterで知りました。

泣きました。

きっと幕張で大泣きしてたジャニヲタは私だけだったと思います。

彼女は、熱狂の渦の中で黙って肩を貸してくれました。感謝しかない。

 

KAT-TUNの3人は充電期間という試練に打ち勝ち、私たちのトラウマだらけの赤色の衣装で東京ドームに降り立ちました。私たちは、彼らの帰ってくる場所を守り抜くことが出来ました。

そうして彼らは、もうすぐ本当の意味で、東京ドームという約束の場所に戻ってきます。あの日、あの場所に錨を沈めた船に集まって、再出航のときを迎えます。

 

 

 

はーーーーーこんなのポエムにしかならない。しんどい。

 

まだまだKAT-TUNをテレビで見てもなんかあんまり実感わいてなくて。きっと東京ドームで3人を見てようやく私の決着がつくのかなと。Ask yourselfはかっこいい。

この2年いろいろあったよね。でもなんかあっという間だったかなぁ。不安になるような時期もなかったわけじゃないけど、気がついたら2年経ってたような気もする。でもそれはきっと、3人がそれぞれすごい活躍したから。ちゃんと「個々で力をつける」というミッションを大幅クリアで今年を迎えられた。

上田くんはドラマにも出たり舞台主演もおめでとうだし、熱血野郎キャラが浸透してきたよね。みんなの憧れの陸上部部長になりました。中丸くんはついに「真面目そうに見えて超曲者」な感じでバラエティの司会枠を勝ち取りつつ、中丸くんの楽しい時間再演!ほんと中丸くんは一筋縄でいかない。亀梨くんは映画出てドラマ主演してソロコンやってかめぴで曲出して、いつも通り野球やりまくってまーー忙しかったよね。そう、KAT-TUNの活動はなかったけど、メンバーもファンもずっと忙しかったはず。1度も立ち止まる暇なんかなかった。だからKAT-TUNとして帰ってこない、という未来は全く見えなかった。必ずいつか帰ってきてくれると確信してた。

 

でもやっぱり寂しくなる瞬間もあって。特にカウコンとか大型の歌番組とか。KAT-TUNがいない……KAT-TUNが見たい……みたいな。私はもうここに担当がいるわけじゃないし、とにかく曲とパフォーマンスが好きなので、新しい曲や衣装が増えていかない事がこたえることもあった。そうして私は違う沼に…ずぶずぶと…

 

今や私はキス担でありJr担であり、立派なDDである。KAT-TUNしか見えてなかったあの時代の自分じゃない。でも私のふるさとは、いつもKAT-TUNなのだと思う。赤西くんが好きになるより前に山Pが好きだったはずなのに、私の心の故郷はKAT-TUN。ファンにとってはもはや「戦い」であるライブ。強く美しくいつでも気高く。あの圧巻の演出やパフォーマンスを超えられるのは、未来のKAT-TUNしかいないという領域だと思ってる。コンサートではなく、ライブと呼ぶのもKAT-TUNならではで、すごく好きなところ。

 

どんなコンサートになるのか楽しみだなぁ。

タイトルロゴがめちゃくちゃ強そうだし、グッズも強そうだし、てかペンライトがもはや武器というより凶器(?)だし、デジチケの背景が羊皮紙風なのも海賊っぽいし、やっぱりKAT-TUNはこうでなくっちゃのオンパレードで最高。ド派手にぶちかましてくれることを強く望みます。そしてせっかくなら、海賊として帰ってきてほしい…再出航だよ。

 

きっとこの充電期間中にファンになって、待ち望んだ初ライブという方もたくさんいるのではないかなぁと思います。大丈夫です、私達も再始動したKAT-TUNに会うのは初めてなので、みんな一緒です。怖がらないで!(笑) かつん担はみんな黒着てるみたいなイメージあるみたいなんですけど、別に全員黒着てるわけじゃないですし。メンバーカラー着てる人もいると思いますし。まあ私は黒のトップス買ったけど(説得力皆無)。曲もおそらく10Ks聞いておけば大丈夫です。できるなら初回1のhyphen selectionは聞いておくといいかもしれないですけど。ファンが一緒にやるフリとかもあんまり無いですし。確実にやるとしたらリアフェくらいじゃないかなあ。あとうちわは公式のものをぜひお買い求め下さい。もちろん手作りのうちわの人もたくさんいるけど、他所と比べると圧倒的に公式のうちわのみの人が多い感じする。あと多分他G担からしたら驚きかもしれないけど、お手振り以外のファンサってあんまり見たことないのよ。そこを求めてないファンが多いのかな?もちろんトロッコの時など手は振ってくれますけど。KAT-TUNのライブはアイドルっぽくない!!!というのが1番実感としてある。

まあでもわかります、初めての現場って緊張しますよね。私もここ1年初めてづくしのくせに結構1人で参戦しにいってるんですけど、前日とかすごい緊張します。もし少しでも周りに溶け込むことで落ち着けるなら黒い服着たらいいと思います(笑)多分いちばん簡単に馴染める。あと、特効にびっくりしないように心構えだけはしておきましょう。もしIn factのイントロが流れたら100%特効来ると思った方がいいですね。In factは冒頭1回ですけど、畳み掛けるように花火大会みたいな特攻祭りになることもあります。ある種の名物みたいなもんです。

あとKAT-TUNのライブの心構えあるかな…亀梨くんのSAY!攻撃には注意した方がいいですね!急にファンに歌うことを要求しがちです!しかもそこ!?!みたいなところで。中丸くんの目が死んでるのはデフォルトです!

 

でもいちばん大切なのは、楽しむ気持ち。それだけあれば十分。

再出航を祝う宴、最大限に盛り上がっていきましょう!!!

 

 

 

 

最後にひとつ。

KAT-TUNには「ハルカナ約束」という曲があります。デビュー前から存在するいわゆる"オリ曲"で、この曲でKAT-TUNはデビューするんじゃないかと言われてきました。

メンバーもファンも思い入れある曲がゆえ、最近はもっぱらトリプルアンコールなど、「ここぞ」という時の曲だったように記憶しています。

「ここでまた俺たちと会う約束」

ハルカナ約束を歌う時に添えられるこのひとことが私大好きで。再会を誓う曲だからこそ、10Ksの時はセットリストの大事な位置に置かなかったんだなあというところまで含めて、ハルカナ約束はとことんエモい。

守れなかった約束があったからこそ、あの時、できない約束をしなかったKAT-TUNというグループの誠実さと潔さが好き。

 

すばるくんの話もあってYou&Jは呪われてるだのなんだのって言われるけど、そうじゃないんだ、これは呪いなんかじゃない。負の歴史なんかじゃない。残されるもの、旅立つもの、自分に正直に生きる彼らの生き様すべてを応援したいと思ってる。私みたいな「永遠の新規」ごく出のファンだって、今となっては立派な古株になってしまった。YJの歴史すべてを目にしながら、きっと私たちはみんな大人になった。それはメンバーも同じ。あのころはやんちゃで向う見ずでまだ子供だった。でもあの時たしかに同じ夢を追いかけた。

あの日オレたちが信じた夢 

刻む ハルカナ約束

きっとこの一節で泣くのは、うまく説明出来ないけどきっと、「信じた夢」という過去形に含まれるニュアンスなんだろうな、というのを最近感じます。

 

信じた夢、守れなかった約束を背中に背負って、なお前を向く彼らを私はこれからも応援したい。

 

まだ言ってなかったから、最後に言わせて。

再始動おめでとうございます。

あの日言葉にしなかった約束を果たすために、「約束の地」で会いましょう。