Sailing in the Dawn

残酷な運命も変えなくていい。

私のスーパーアイドル

 

(*`∀´*)「キスマイが一番好きです」

(*`∀´*)「お客さんは、正直2番目です」

 

上記は、6/15の東京ドームで、二階堂高嗣が放ったラストのHOME前の挨拶の一節です。

私はこの挨拶の真意をはかりかねてたというか、これは喜んでいい発言なのかどうかと1日悩んだ。なんならこの発言でうっかりニカちゃんが叩かれないかとすら、わりと悩んだ。基本的に臆病なヲタクなので、ファンのことちゃんと考えろとか、なんかどっかで言われてないかなと不安になった。

 

でも、もう一公演入らせてもらって、その気持ちはどこかへ消え去って。だって、そこには一生懸命上の方に向かって手を振るニカちゃんがいたから。目を凝らしてがんばって、遠くのうちわ読んでファンサして、両手で大きく丸作ってニコニコするニカちゃんがとっても楽しそうだったから。二階席にいたから、良く見えた。私の後ろの席の人が、上見てくれるのニカちゃんばっかりじゃん、って苦笑混じりに呟いたの聞き逃さなかった。ニカちゃんはファン想いのスーパーアイドルだったよ。

だから、あの挨拶はわたしが心配するような事じゃなかった。お客さんのことは二の次、という意味ではなかったんだと思って。ニカちゃんにとって、ステージに立ってパフォーマンスをしたいと思う根源が、アイドルを続ける意味が、キスマイのメンバーが大好きで、Kis-My-Ft2というアイドルグループが大好きだから、なんだなと。ああそれでいいんだよ、って本当に思った。そして、2番目に好きでいてくれてありがとう、と。

 

昔、と言っても一年前(笑)まだまだキスマイ好きになったばかりの頃、私はブログでKis-My-Ft2というグループについてこんなことを書きました。
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彼らの中に、仕事として、ではなく青春の延長線上として、そして「好き」「楽しい」の延長線上にキスマイというグループがあったらいいなってずっと思っていて。もちろん、遊びではなく仕事だし、商品価値は生み出す作品などではなく「自分自身」だから、いろんな制約や日常生活への支障があるんだろうし、楽しいだけではやっていけない世界なのはわかってるけど。それでも、キスマイが好きだから、という理由で彼らが存在し続けてくれるなら、それが一番素敵なことだなと思うんです。誰かのためにではなくて、自分のために。アイドルという職業自体が外向きというか、完全にファンが居て成り立つお仕事だからこそ、「好き」という誰にも邪魔されない思いを持ってやってくれてることが素晴らしいなと。

それもメンバー、一人一人がキスマイが大好き、という思いが伝わるのが凄く嬉しかった。キスマイのために、頑張りたい。キスマイを大きなグループにしたい。それを大前提として、これからも力を貸してください。と言うもんだからさ…

ついていくよ。

そして6/16の挨拶では「日本一のグループになりたい」と力強く宣言してくれました。日本一になろう、そのために必要なことはなにかなと思った時に、キーマンになるのは二階堂高嗣自身だと思ってます。照れ屋で恥ずかしがり屋でどうも自分ではかっこつけられないニカちゃんが、素直じゃなくて、かわいくてそんなところが好きなんだけど、今1番キスマイで変わるべきなのはきっとニカちゃんだと思う。いつか、コンサートでハットやキャップを被らなくてもかっこよくいられる、カッコつけられるようになったら、きっと君は変われると思う。バラエティが好きで面白いことが好きなのは勿論いいことだけど、あなたの職人肌な素質を生かせる場所がきっとある。にか担は盲目だからそんなこと言って待ってられるけどね(笑)そんな自虐的にならなくても、二階堂高嗣はカッコいいよ…お願いだから気がついて……

 

とか自分で書いてたら泣けてきた。間近で見たニカちゃんの美しさは、ホンモノだった。

 

今回長らくジャニヲタやってきて始めてドームでアリーナ入りました。ありがてえ。ただ、演者を見上げるという視点で見るジャニーズのコンサートは不思議な感じ。でも演者は見えるけど、全体の演出は上から見た方が面白い。金曜はアリーナ、土曜は二階席だったから、楽しむポイントを分けて見れたのが良かったな〜と思います。

福岡ではほんっっっっとうにキスマイ初めてだったからわぁーーーー?!?!!!!っていうぶっ飛んだ気持ちであっという間に終わった感じだったんだけど(笑)東京ドームはそこそこの数入ってきてるので、冷静になって色々見れてよかったな。東京ドームといえば、私の中では圧倒的にKAT-TUNで。ドームの使い方でKAT-TUNに勝るものはない、圧倒的な火力と暴力的なレーザーの海が美しくて、本当に好き。でもキスマイもドームの使い方がわかってるな、と思いました。大掛かりな演出を取り入れて魅せる曲と、ダンスに振り切ってシンプルに魅せる曲との割り振りも上手い。ドームが広いためにどうしても移動距離が長い分、「お手振り曲」として間延びしがちなところが発生しやすいと思うけど、そういう所も全然なかった。それに、ドーム公演特有の公演時間の長さに耐えられるアイデア満載のコンサートで。とにかく飽きさせない。いろんな演出盛りだくさん。かっこいいにも、面白いにも、かわいいにも極端に振り切れる、何でもやってきたキスマイだからこそのコンサートだなぁと思います。ニカ千素晴らしい演出担当。

あとはキスマイといえば、装置。今回はあの動く歩道(笑)というかなんというか。アリーナに入って実際にあの装置が動くところを肉眼で見て、相当高度なことやってるなと。福岡の時も書いたけど、とにかくあの緊張感が曲の魅力を増幅させてると思う。センターステージの十字型も良かったな。蜃気楼のとき、客席に近い十字の先の方にまえあし3人がいるんだけど、その代わりにニカちゃんドセンなんですよね…!

 

そして、やっぱり私は二階堂高嗣が好きだった。どれだけ思い返してみてもやっぱり二階堂高嗣の思い出しかない。

福岡のあと、双眼鏡がほしい!!!と思ってマジで買いました。世界が変わった気がしました。私は個人担ではないし、ニカちゃん以外のメンバーも大好きだけど、ニカちゃんを見たいという気持ちを超えられず、結局双眼鏡越しではニカちゃんしか見なかった。

しなやかな腕、細く長い脚、コロコロと変わる表情。大きな手のひらをヒラヒラさせて手を振り、楽しそうに花道を歩いていく。ISNのステップは楽しすぎたのか、横移動が大き過ぎて照明にぶつかってたり(その後の照れ笑いッッッ)、HOT!×2では花道上でうみんちゅとわちゃわちゃしてたり、かと思えばBTCの職人芸のような真剣な顔、Flamingoでの妖艶な表情や、赤い果実での引き締まった強い覚悟の視線がカッコよくて…しんどい…。そしてBTC以降の黒衣装でガシガシ踊るともう色んなとこがチラチラ見えてるんですけど(尊い)、身体大きくなってるけどほっそりしてるというか…すべての造形が美しい。スキニー履かせてくれた玉森さんに最大限の敬意を。肩幅と胸まわりの厚さがあるから、ウエストから下の細さが際立つし、脚が長い…腕が長い…そして顔がいい…

ダンスも相変わらずの遠回りしていくスタイルで、金曜日は必要以上に力が入ってるように見えたけど、土曜日はしなやかな丁度いい力感のダンスだったかなと思います。Tell me whyでスンッと出てきてからのキレの良い動き出しで、はやくも昇天するところだった。あと大変個人的な話をするけれど、Kiss魂のイントロ・間奏のステップの足さばきが物凄く好きで。どうやったら人間の足があのように軽やかに動くのか全くわからないんですよ…二階堂高嗣のダンスの素晴らしさに、たくさんの人に気がついてほしい。

 

でもさぁせっかくかっこよく成長してくれたのにさ、ニカちゃん、玉森さんのキャップ姿を北山さんが盗撮してたって聞いてピョンピョン飛び跳ねたり(クソガキ)、宮田くんにバッサリ切られて「ふっざけんなよ!」って笑いながら言ってたり(不憫可愛い)、急に「俺はわったーが蜃気楼の間奏の最後の方たくさん間違えてたな〜って思ってた」とか急にわったー呼びしたりさ、かわいすぎるじゃん。

15日のユニ曲発表では、北山さんに発表促されて急に(*`∀´*)「はっぴーばーすでー!」って言って、曲名発表に満足したのかそのあとなんにも続けなくて、北山さんがフォローしてくれてて北山さん手のかかる弟でごめんねぇ…

 

カッコイイのにかわいくて、あぁ私二階堂高嗣に振り回されてるなあ。当分私はニカ担のままだろうなと確信する2日間だった。出来たらいつまでもニカ担でいたいなぁ。いさせてくれますか?

 

次に会えるのはいつだろう。デビュー組の現場は年に一回。

来年まで会えない。

 

 

 

………ねえ!来年まで、待てない!(泣)