Sailing in the Dawn

残酷な運命も変えなくていい。

Snow Manの熱い夏の終わりに寄せて

 

Snow Man、夏の地上波祭りが終わりを告げようとしている。

 

今年の夏は本当にすごかった。去年からは考えられないくらい、Snow Manをテレビで見たね。

音楽の日で、先輩に見守られながら、ひらりと桜と腹筋太鼓を披露した。
ZIPの生放送で、Make It Hotを披露した。
シューイチやバゲットのスタジオに、ドラマの宣伝でお邪魔させていただいた。
キスマイ先輩の出ているもしもツアーズに全員で出演した。
初めて、深夜の特別バラエティ番組でメイン出演した。
阿部ちゃんはZIPのレポーターやクイズ番組でも活躍した。
舘様はNHKスペシャルドラマに出演させていただいた。
他にも数えたらキリがないくらい、色んな番組に呼んでいただいた。
そして何より、岩本さん、ラウール、目黒、しょっぴで連続ドラマの主演を務めた。

 

 

 

この夏一番の楽しみだった、「簡単なお仕事です。に応募してみた」が終わってしまいました。
とっても悲しい。しかも終わり方が唐突で。え?!嘘でしょ…????となって呆然としていたら終わった。

 

 


ここからはドラマのネタバレなので要注意です。

 

 

 

 

10話で描かれた、みんながこの仕事に応募した本当の理由。誰も簡単なお仕事でただ簡単にお金を稼ぎたいだけじゃなかったね。


トリハダさんは小説家になって誰かに認めてもらいたかった。ワンちゃんは借金を返して、人並みの生活が送りたかった。モモくんは自分のカメラで世の中に復讐がしたかった。そしてサルサくんは、弟のために早く仕事を終えて家に帰りたかった。

 

 

サルサくんが夕方に絶対帰りたがる理由、実は子供でもいるのかなって思ってたからあながち間違いじゃなかったけど、「出来るだけ弟のそばにいてやりたい、せめて成人するまでは面倒みてやりたい」って思ってリスクを負ってでも色んな仕事してるんだと思ったら、良い奴すぎてちょっと泣いた(笑)しかもそれを誰にも言わずに、コスパ重視!一攫千金!とか言ってるところが健気すぎるじゃん。

7話、異世界で2日も眠らされてたと知って取り乱したサルサくん、弟のこと心配してたんだろうなあ。情熱的でちょっと気が強い感じだけど、たまに良い奴なところが出ちゃってるのも好きだった。

 


そしてモモくん。


モモくんがカメラを回す理由、9話では「衝撃映像でお金を得るため」という描写だったのですごく裏切られた気持ちだったんだけど、全然そんなことなくて1週間そんな気持ちでいたことを申し訳なく思った。笑


「他人なんか信用しちゃだめだ」


それが「自白剤」の効果で出た本音だったモモくんだけど、3人がこの仕事に応募してきた本当の理由を隠しカメラで知り、そしてその本当の理由を隠したままもう一度集まってくれた3人を見て、ちょっと気持ちが変わったのかもしれない。9話で「応援したい」って言ったのも、本当だったのかも。どっかでみんなのこと、なんとかしたくて、助けてあげたくて、裏サイトで仕事見つけてきてはみんなを集めてたのかな。

2話の冒頭、なかなか来ないみんなのことを考えながら、他の人を集めるなんて考えられない、って思ってたんじゃないかな。

 

みんなのことをいつからか仲間だと思っていたんじゃないかな。

 

 

最後の大西との電話のシーン。1話の時は無言で飛び出していったモモくんだけど、10話ではあの数秒の間と、やがて飛び出していくモモくんにはちゃんとセリフがあって。

 

「衝撃映像なんてどうだっていいだろ!みんなを助けなきゃ!」

 

数秒の間で浮かんだのは3人との今までのことで。コスパコスパってうるさいけど頼りになるサルサ、ちょっと変なやつだけどネタ探しの仲間だと思っているトリハダさん、めちゃくちゃビビりだけど優しくて健気なワンちゃんさん。

 

必死に追いかけたけど追いつけなくて3人はどこにいったかわからなくて、変な女装したおっさんにやっつけられて……4人はどこに消えてしまったんでしょう。


浜辺に打ち上がったのは、トリハダさんのおニューの靴とネタ帳、新聞、財布、そしてモモくんのカメラ。
これだけ見たら、ゾッとする最後だったけど、でも、誰かがみつけてくれた通り、「They are alive」みんなはどこかで生きていると信じたい。

 

 

できれば簡単なお仕事からは足を洗って、でも4人でまた集まって、美味しいご飯でも食べながら、平和に暮らしていてほしいな、なんて。笑

 

 

色々不思議な点は解明されておらず、とにかく最後にでてきた赤いワンピースの女の子が気になってしょうがないんだけど、こうやってじっくりと余韻を味わえるドラマもなかなかないから、これはこれでいいのかな。


シンドラを毎週きちんと見るのは2回目(まる末以来)で、他のは何話か見た程度だけど、断トツで1番面白かったと断言出来る。自軍贔屓を抜きにしても色んな要素があって毎週ワクワクドキドキさせられた。Snow Man4人をこのドラマに携わらせてくださって、本当にありがとうございました。ブルーレイ買います。

 

 

 

毎週、自担の新しいお芝居をみれることがこんなにも贅沢だなんて思ってもみなくて、1週間経つのが待ち遠しい夏だった。


岩本照さんのお芝居が大好き。声とか表情とかもそうなんだけど、きっと台本にはないだろうっていう、何気ない細かい仕草まで手を抜かない岩本さんの映像でのお芝居すごく好き。

これから、もっと、もっと、俳優さんとしての岩本さんが見れるといいな。

 

 

この夏、毎日のようにSnow Manの新しいお知らせを聞いた。振り落とされないように、追いつくのに必死なくらい。ようやく9月になって落ち着いてきたかな。少年たちが終わり、秋が深まっていく中、本格的にデビューへの準備が始まるのかな。アジアツアーの詳細も出るかな。デビュー曲はどんな曲だろう。デビュー日はいつだろう。

 

次の桜が咲く前に、CDは出るのかな。
でもどんな日になるかは想像がつく。Snow Manにとって大切な日は、雪が降るよ。

 

 

 

幸せな夏をありがとう。
岩本照さんを、Snow Manで今日も好きでいてよかった。
これからもきっと、ずっと、ありがとう。